Pioneer S-101
¥25,000(1台、1987年発売)
解説
デジタルリアリズムのサウンドコンセプトにもとづいて開発されたスピーカーシステム。
スピーカーづくりの基本をしっかりと踏まえつつ、新技術を積極的に導入しています。
低域には18cmのコーン型ウーファーを採用しています。
振動板にはカーボングラファイトを採用しており、インナーバッフルにウーファーをマウントするミッドシップマウント方式を採用しています。
これによりウーファーの振動が直接フロントバッフルに伝わらないため、バッフル板への不要振動を遮断しています。
また、低磁気漏洩設計となっているため、テレビの側でもセッティングできます。
高域には2.5cmのドーム型トゥイーターを採用しています。
ダイアフラムにはカーボン純度99.9%の新振動板セラミックカーボンを採用しています。
これを高剛性のアルミダイキャストフランジで保持しています。
ネットワークは磁束の直交配置によりクロストークを低減し、素子同士の共振の影響をさけるレイアウトと固定法を採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ ブックシェルフ型・低磁気漏洩型 |
使用ユニット | 低域用:18cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 6Ω |
再生周波数帯域 | 45Hz~40000Hz |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
最大入力(EIAJ) | 120W |
クロスオーバー周波数 | 2500Hz |
外形寸法 | 幅215x高さ363x奥行224mm |
重量 | 7.7kg |