オーディオの足跡

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 解説 

波面コントロール技術を導入した小型バーチカルツイン・スピーカーシステム。

上下にウーファーを設置したバーチカルツインシステムを採用することで、音場感と明確な音像定位を実現しています。
さらに波面コントロール技術を導入しており、「ウーファーとトゥイーターのエネルギータイムレスポンスを時間軸で調整」、「指向性を制御」、「ネットワークなどの電気的な位相を合致」、「バッフル形状により、波面回折をコントロール」の4つのポイントを厳密にコントロールすることで、よりリアルな音場と定位を実現しています。

低域には新開発のアラミド繊維入りパルプのオーブンコーンを用いた14cmコーン型ウーファーを採用しています。
これは、パルプにアラミド繊維を混入してコーンに抄いたもので、これによりウーファーのピストンモーション帯域を拡大し、不要な固有振動の発生を抑えています。
また、ユニットのフレームはアルミダイキャスト製で、コーン後面の音響的な抵抗を採用となるような形状としています。

高域にはW.F.(ウェイブフロント)ダイレクターを採用した2cmドーム型トゥイーターを採用しています。
W.F.ダイレクターにより、ウーファーとのエネルギータイムレスポンスを一致させるために、トゥイーターの振動板位置をコントロールし、さらにスムースなホーン形状とすることで指向性のコントロールを行っています。
また、トゥイーターのフランジにハニカム形状のリブを入れることで、剛性を大幅に向上しています。これにより、フランジの鳴きが抑えられ、汚れの少ない再生音を実現しています。
振動板には、カーボン純度99.9%のセラミックカーボンを採用しています。

バッフルは低音の回折現象を低減させるため、大きくラウンドした形状となっています。
エンクロージャーは裏面も含めて6面をレディッシュダークブラウンカラーの花梨調仕上げとなっています。
また、裏面のダクト部分はフローティングしているため、裏板の板振動とダクトから放射される混変調による濁りを低減しています。

別売りで本体デザインとマッチし、特殊成形合板を採用したスピーカーベース(CP-11)がありました。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計
使用ユニット 低域用:14cmコーン型x2
高域用:2cmドーム型+W.F.ダイレクター
インピーダンス
再生周波数帯域 50Hz~40000Hz
出力音圧レベル 89dB/W/m
最大入力(EIAJ) 100W
外形寸法 幅204x高さ376x奥行265mm
重量 6.5kg
別売 スピーカーベース CP-11(8個1組、¥7,500)