Pioneer CS-R10
¥12,000(1台、1973年頃)
解説
Rシリーズのラインナップの中で、誰にでも手軽に使用できるようスペースファクターとコストパフォーマンスを追及した2ウェイスピーカーシステム。
低域には20cmのコーン型ユニットが採用されています。
コーン紙は特殊コーティング処理を施すことで、分割振動を防ぐとともに、過渡特性を向上させています。
また、フリーエッジ方式を採用することで、リニアリティの改善やエッジの共振を抑え、台振幅時の歪の発生を抑えています。
高域にはアルミダイキャスト製のホーン型ユニットが採用されています。
振動板には、特殊ポリエステル系フィルムを採用しています。
エンクロージャーは中央に吸音材による仕切りを設けた構造を採用し、定在波の発生を防ぐとともにスピーカー相互の干渉をなくしています。
前面のグリルネットはツートンカラーのものを採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:25cmコーン型 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 50Hz~20000Hz |
出力音圧レベル | 92.5dB/W |
最大入力 | 20W |
クロスオーバー周波数 | 5000Hz |
外形寸法 | 幅270x高さ470x奥行216mm |
重量 | 5.3kg |