Pioneer PD-T01
¥35,000(1993年発売)
解説
ターンテーブル方式を採用したCDプレイヤー。
メカニズム部にはターンテーブルメカニズムを搭載しています。
これは、ディスクを直径12cmのターンテーブルで下から全面を支えて回転させる方式で、外部の振動や音圧の影響、ソリのあるディスクの再生にも強く、ディスクの不要振動を抑えています。
これによりブレや振動による影響を受けずに、より正確な読取りを可能にしています。
D/Aコンバーターにはハイスピード・パルスフローD/Aコンバーターを搭載しています。
ノイズシェイパーを384fsという高いオーバーサンプリングで動作させることで再量子化ノイズを帯域外に追いやっており、さらにノイズシェイパーの次数を下げる事により、帯域外ノイズの盛り上がりも抑えています。
またマスタークロックを16.93MHzという低いクロック周波数で動作させることで、ジッターの影響を抑えています。
よりピュアな信号伝送を実現するため、ダイレクトコンストラクションを採用しています。
電源部、デジタル/サーボ回路、オーディオ回路といった主要回路を信号の流れが最短の距離になるようにレイアウトすることで、配線材の引き回しによるノイズの侵入や回路相互の干渉を低減しています。
コンピュプログラムエディットやオートプログラムエディット、ピークサーチ、ハイライトスキャン、メモリーホールド、トークバックなどの機能を搭載しています。
ディスプレイoffスイッチを搭載しており、ディスプレイ点灯時のスキャニングノイズを抑える事が可能です。
CD-DECKシンクロ端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザー方式 |
周波数特性 | 2Hz~20kHz |
SN比(EIAJ) | 115dB以上 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 98dB以上 |
チャンネルセパレーション(EIAJ) | 103dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W.PEAK)以下 |
高調波歪率(EIAJ) | 0.0025%以下 |
出力電圧 | 2.0Vrms |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅420x高さ110x奥行286mm |
重量 | 3.8kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |