Pioneer PD-M700
¥79,800(1988年発売)
解説
6連奏が可能なマガジン式CDプレイヤー。
6枚演奏用マガジンにCD6枚を収納(6枚以下の収納も可能)する方式により、CD6枚の連続再生や6枚の中から好きな曲だけを選んで聴いたりなど、多彩な楽しみ方が可能です。
D/A変換部には8倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しており、不要な折り返しノイズを排除することにより、低次のローパスフィルターの使用が可能です。
また、ツイン・リニアエンベロープD/Aコンバーターを採用しており、MSBの切換り部などで発生する変換誤差を調整し、低歪率化を図っています。
オーディオ回路を構成するオペアンプの終段にAクラス動作のFETバッファを採用しており、これによりオペアンプの負荷を軽くし、出力インピーダンスを低減しています。
ディスクスタビライザーやハニカムシャーシにより振動を低減してます。
クリーンマイコンを搭載しています。
一般的なCD6枚の全曲ランダムプレイ、プログラムランダムプレイに加え、デリートランダムプレイ機能を搭載しています。デリートランダムプレイでは、自分であらかじめ嫌いな曲や聴きたくない曲を消去し、残りの好きな曲だけをランダムプレイさせることが可能です。
10キーで希望の時間を指定することにより、その時間に自動的にフェードアウトし、ポーズ状態になるタイムフェードエディットを搭載しています。
ワンタッチでフェードイン、フェードアウトが出来るワンタッチフェード機能を搭載しています。
電源を切ってもプログラムの内容を記憶するメモリーバックアップ機能を搭載しています。
また、メモリーの内容によってノーマル/プログラム/デリートランダムプレイが選べるタイマースタート機能を搭載しています。
本体に関係なくリモコン単独で10マガジン256ステップのプログラムが可能です。
さらに8文字のタイトル書き込みが可能で、プログラム呼び出し時に確認が可能です。
ディスク間の再生レベルの差を調整できるアッテネーターレベルメモリー機能を搭載しています。
カーオーディオのcarrozzeriaとマガジン(JD-M100)を共用できます。
機種の定格
型式 | マガジン式CDプレイヤー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザー方式 |
D/A変換 | 16bit直線 |
周波数特性(EIAJ) | 4Hz~20kHz ±0.5dB |
SN比(EIAJ) | 104dB以上 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 96dB以上 |
チャンネルセパレーション(EIAJ) | 100dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W.PEAK)以下 |
全高調波歪率(EIAJ) | 0.003%以下 |
出力電圧(EIAJ) | 2.2V ±0.3V |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 13W |
外形寸法 | 幅420x高さ109x奥行315mm |
重量 | 5.4kg |
付属 | タイトル入力機能付きプログラム転送リモコン 6枚演奏用マガジン 1枚演奏用マガジン |
別売 | 6枚演奏用マガジン(12cm用) JD-M100(¥2,300) 6枚演奏用マガジン(8cm用) JD-M108(¥2,300) |
備考 | JD-M108はPD-M6、PD-M50、PD-M70、PD-X909M、CDM400WR PRO-1M、PRO-X1M、CDX-M100には使用できません。 JD-M100はカーオーディオ(カロッツェリア)にも共用できます。 |