Pioneer PD-M580
¥39,800(1993年頃)
解説
トークバック入力を搭載したマガジン式CDプレイヤー。
CD6枚を収納できるマガジン式なため、ディスクのかけ換え無しに最大6枚のCDを連続して楽しめます。
ADLC(Automatic Digital Level Controller)を搭載しており、マイコンがデジタルデータを随時にサンプリングし、音量が適量になるようにデジタルアッテネーターをリアルタイムにコントロールします。
これにより、どんなディスクでもどんな曲でも適正な音量で聴くことが可能となっています。またランダムプレイ時でも、曲ごとに音量レベルがコントロールされるため、聴きやすくなります。
トークバック入力を搭載しており、プログラム、デリートプログラム、エディットなどのセットが、FLディスプレイの文字情報を見ながら入力できます。
マガジンの中身がわかるマガジンハイライトスキャンを搭載しています。
ハイライトスキャンでは、曲の開始1分後から10秒間を演奏するもので、イントロスキャンよりも確認がスムーズに行えます。
また、マガジンハイライトスキャンでは、各ディスクの1曲目を順次ハイライトスキャン可能です。
D/A変換部には、パイオニアがオリジナル開発したハイスピード・パルスフロー1bitD/Aコンバーターを搭載しています。
ピックアップなどのメカニズムを中央に位置させ、信号経路の最短化を測っています。
サイレントマルチメカを採用しており、シャーシには剛性と寸法精度が高いモノコック構造を採用することで、静かでなめらかなローディングを実現しています。
プログラムやデリート、音量レベルなどのマガジン情報を電源off後もメモリーするメモリーホールド機能を搭載しています。
また、ラストディスクメモリーにより、電源をoffにする直線に演奏していたディスクをメモリーし、再び同じディスクからスタートできます。
コンピュプログラムエディットやタイムフェードエディット機能を搭載しています。
オートパワーon機能を搭載しており、マガジンを挿入すると自動的に電源がonになります。
また、パワーダウンイジェクト機能を搭載しており、電源がoffでもイジェクトボタンを押すとマガジンを取り出せます。
タイマースタートが可能な電源onスタート機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | マガジン式CDプレイヤー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザー方式 |
周波数特性 | 2Hz~20kHz |
SN比(EIAJ) | 102dB以上 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 96dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W.PEAK)以下 |
全高調波歪率(EIAJ) | 0.003%以下 |
出力電圧 | 2.0Vrms |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
デジタル出力 | 光出力:-15dBm~-20dBm(波長660nm) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅420x高さ130x奥行295mm |
重量 | 4.0kg |
付属 | ワイヤレスリモコン 12cmCD用6枚演奏用マガジン 8cmCD用6枚演奏用マガジン 12cmCD・8cmCD対応1枚演奏用マガジン |
別売 | 6枚演奏用マガジン(12cm用) JD-M300(¥1,600) 6枚演奏用マガジン(8cm用) JD-M308(¥1,600) 6枚演奏用マガジン(12cm/8cm混合) JD-M128(¥1,600) 6枚演奏用マガジン(12cmCD用、3マガジン、赤・白・青) JD-M300TP(4,800) |
備考 | JD-M308、JD-M128はPD-M6、PD-M50、PD-M70、PD-X909M、CDM400WR PRO-1M、PRO-X1M、CDX-M100、CDX-M70には使用できません。 |