Pioneer PD-535
¥49,800(1989年発売)
解説
より高純度な音質再生と快適な機能を追及して誕生したCDプレイヤー。
D/A変換部は8fsリアル18bitダイレクトリニアコンバーションで、ワンチップリアル18bitLSIを左右各々に採用しています。さらにゼロクロス歪を低減するリニアエンベロープ技術を加え、高精度変換を実現しています。
ピット信号をレーザー光で読み取って、RF信号に変換する際に生じる位相差を改善するため、アキュフォーカスシステムを採用しています。
マグネットクランプ方式スタビライザーを採用しており、スタビライザーとクランパーアームは日接触でディスクを回転するため、不要振動がピックアップなどに伝わるのを防止しています。
シャーシには低周波数の外部振動を低減するハニカムシャーシに、極細パイルを静電植毛したハイブリッド・ハニカムシャーシを採用しています。
また、ボンネット全体の防振効果を高めるため、サイドウッドを搭載しています。
コンピュプログラム・エディット機能を搭載しており、テープ時間に応じてマイコンが自動選曲します。
アンプの音量はそのままにリモコンで音量調節が可能なデジタルレベルコントロールを搭載しています。
曲間に自動的に3秒のスペースを入れるオート・スペース機能を搭載しています。
ワンタッチでテープ編集が行えるデッキシンクロ機能を搭載しています(CD-DECKシンクロマークの付いたパイオニアのカセットデッキで使用可能です)。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザー方式 |
周波数特性(EIAJ) | 4Hz~20kHz ±0.5dB |
SN比(EIAJ) | 104dB以上 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 96dB以上 |
チャンネルセパレーション(EIAJ) | 100dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W.PEAK)以下 |
全高調波歪率(EIAJ) | 0.0035%以下 |
出力電圧 | 2.0V |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
デジタル出力 | 同軸出力:0.5Vp-p/75Ω 光出力:-15dBm~-20dBm(波長660nm) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅459x高さ99x奥行324mm |
重量 | 5.9kg |
付属 | リモコン |