Pioneer PD-335
¥37,800(1989年10月発売)
解説
上級機の高音質思想と多機能を継承して開発されたCDプレイヤー。
8倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しており、20kHz近辺の音域も位相回りの少ない低歪率のオーディオ特性が得られます。
さらに、左右独立18bitダイレクトリニアコンバーションの採用で、チャンネルセパレーションを改善しています。
ディスクの不要振動を抑えるため、マグネットクランプ方式スタビライザーを採用しています。
他の機構と非接触でディスクを回転させるため、不要振動がピックアップなどに伝わるのを防止しています。
シャーシには、剛性を高めるためハニカム状のリブを設けたハニカムシャーシを採用しており、構造的な強度を高めることで優れた振動減衰特性を得ています。
また、大型インシュレーターを採用することで、外部振動を低減してます。
コンピュプログラムエディット機能を搭載しており、テープの収録時間を指定すれば、自動的にマイコンが曲順を選択し、AB両面の収録曲を決定します。
リモコンを使って手元から音量の調節が行えるデジタルレベルコントロール機能を搭載しています。
テープ編集がワンタッチで行えるデッキシンクロ機能を搭載しています(CD-DECKシンクロマークのついたパイオニアのカセットデッキで使用可能です)
別売りでサイドウッドがありました。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
ピックアップ | 3ビーム半導体レーザー方式 |
周波数特性(EIAJ) | 4Hz~20kHz ±0.5dB |
SN比(EIAJ) | 104dB以上 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 92dB以上 |
チャンネルセパレーション(EIAJ) | 100dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W.PEAK)以下 |
全高調波歪率(EIAJ) | 0.005%以下 |
出力電圧 | 2.0V |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
デジタル出力 | 光出力:-15dBm~-20dBm(波長660nm) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅420x高さ98x奥行324mm |
重量 | 4.1kg |
付属 | リモコン |