Pioneer SR-70
¥34,000(1980年頃)
解説
エコー効果やデュエット効果が楽しめる独特の機能を搭載したリバーブアンプ。
普通のエコーはエフェクト1で、入力信号が長く尾を引くように減衰していく効果が得られます。
またエフェクト2では、入力信号が再生された後、時間(100msec)をおいて同じ遅延信号が再生される効果を得られます。
エコー効果の残響時間を連続可変できます。Depth Volumeによって0~3secの間でコントロールが可能です。
遅延素子にB.B.D.を採用した純電子式構成となっています。
従来のスプリングによるリバーブ方式とは異なり、機械的振動ショックの影響が無く、安定した性能を維持しています。
マイクミキシング回路を内蔵しており、レコード、テープ、FMなどのソースとのミキシングが可能です。
またミキシングした信号にリバーブをかけることも、これを録音することも可能です。
バッファーアンプにSEPP回路、ミキシングアンプには専用ICを使用しています。
残響レベルを光が知らせるリバーブレーション・エフェクト・インジケーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | 純電子式リバーブアンプ |
入力感度/インピーダンス | 150mV/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | 150mV/1kΩ |
周波数特性 | 5Hz~70kHz ±1dB |
高調波歪率 | 0.05%以下 |
SN比 | 87dB |
残響時間(Effect 1) | 0~3sec |
遅延時間(Effect 2) | 100msec |
外形寸法 | 幅420x高さ99x奥行336mm |
重量 | 4.3kg |