Pioneer SP-101R
¥65,000(1985年頃)
解説
サラウンド効果を楽しめるシンセサイズドサラウンドプロセッサー。
4つの異なった臨場感を楽しめるサラウンドモードセレクターを搭載しています。
Studioモードはスタジオ録音のソース向きで、スタジオの真ん中やオーケストラボックスにいる臨場感を楽しめます。また、Theaterでは映画館やコンサートでの臨場感、Stadiumではスポーツや野外コンサートのような臨場感が楽しめます。
Simulated Stereoはモノラルソース向きで、モノラルでも広がりのあるサウンドとホール感が楽しめます。
重量感あふれる低音を出すため、スーパーベースシンセサイザーを内蔵しています。
プログラムソースの中から110Hz、90Hz、73Hz、60Hz付近の周波数成分を取り出し、その半分にあたる超低音を作ることで、重低音を作っています。
フロントとサラウンドに加える超低域のシンセサイザーレベルを変えられるシンセレベルコントローラーを搭載しています。
また、超低域が出ると不自然に感じられる音楽ソースのため、プッシュカットスイッチを搭載しています。
フロントとサラウンドのボリュームを独立してコントロールできるワイヤードリモコンが付属しています。
ブラックモデルの他にシルバーモデルもありました。
機種の定格
型式 | シンセサイズドサラウンドセレクター |
入力インピーダンス | 50kΩ |
出力インピーダンス | 5kΩ以下 |
最大出力電圧(1kHz、0.03%、RL50kΩ) | 7V |
全高調波歪率(1kHz、出力1V) | 0.5% |
SN比(IHF、Aネットワーク、ショートサーキット、出力1V) | 85dB(Studioポジション) |
周波数特性(Studioポジション) | 20Hz~20kHz +0 -3dB |
利得(Studioポジション) | 16.5dB |
セパレーション(10kHz) | 60dB |
クロストーク(10kHz) | 70dB |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 8W |
外形寸法 | 幅420x高さ81x奥行329mm |
重量 | 4.4kg |
付属 | ワイヤードリモコン RU-101R(コード長:7m) |