Pioneer SG-70
¥55,000(1980年頃)
解説
12分割した広帯域をL/R独立してコントロールできるグラフィックイコライザー。
16Hz~32kHzの広帯域を12分割しており、それぞれゲイン±10dBで左右独立調整が可能です。
イコライザー用バンドパス回路にハイスルーレイトICを採用しており、優れた特性を得ています。
また、新開発バンドパスフィルターを採用し、さらに低歪の新開発ICを採用することで、信号が各フィルターを通過する時に生じる歪やノイズを低減しています。
リレーを用いたミューティング回路を搭載しており、電源ON-OFF時のポップ音を防いでいます。
24個のスライドノブ全てにLEDを採用しています。
これは、イコライザー機能が働いている時に点灯するもので、コントロール時の特性カーブを確認できます。
左右チャンネルの入力及び出力レベルを監視するオーバーロート・インジケーターを搭載しており、過大入力、コントロール後の過大信号をキャッチするとインジケーターが点灯します。
-3dBと-6dBのアッテネーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | グラフィックイコライザー |
可変範囲 | ±10dB(L/R独立) |
中心周波数(12分割) | 16、32、64、125、250、500、 1k、2k、4k、8k、16k、32kHz |
最大出力 | 7.5V(1kHz、歪率0.02%、47kΩ) |
SN比 | 110dB(7.5V、IHF-A、ショートサーキット) |
入力インピーダンス | 50kΩ |
出力インピーダンス | 600Ω |
周波数特性 | 5Hz~100kHz +0 -3dB |
外形寸法 | 幅420x高さ150x奥行355mm |
重量 | 7.1kg |