Pioneer PC-770EX
¥25,000(1974年頃)
解説
CD-4用に開発されたMM型カートリッジ。
カンチレバーには0.5mm径、40μのアルミ合金を採用しており、0.4mgという軽質量の振動系を実現しています。
針先はパテ・マルコニー型を研磨した0.2mm角の極小ブロックダイヤモンド針で、振動系の支持にはサスペンションワイヤー方式を採用し、トレース順方向の引っ張りで起こる非直線歪を低減しています。
素材にはワイヤーりよるリンギングを防止したナイロン6を採用しています。
機種の定格
型式 | ディスクリート4ch用MM型カートリッジ |
構造 | 内部:スーパーパーマロイシールド 外部:インジェクションモールド |
針先 | 0.2mm角ブロックダイヤモンド パテ・マルコニータイプ研磨 |
振動系実効質量 | 0.4mg |
使用針圧範囲 | 0.75g~1.8g(1.5g適正) |
周波数特性 | 10Hz~60kHz |
チャンネルセパレーション | 30dB以上(1kHz) 22dB以上(100Hz~50kHz) |
出力電圧 | 2.3mV(1kHz、50mm/s) |
出力バランス | 0.5dB以内 |
ダイナミックコンプライアンス | 14x10-6cm/dyne |
スタティックコンプライアンス | 25x10-6cm/dyne |
垂直トラッキング角 | 15゜ |
出力インピーダンス | 2kΩ(1kHz) |
負荷抵抗 | 30kΩ~250kΩ(CD-4推奨100kΩ) |
取付寸法 | JIS及びEIA規格 |
交換針 | PN-770EX |
外形寸法 | 幅18x高さ17.5x奥行き31.7mm |
自重 | 5.1g |