Pioneer PC-330/II
¥10,000(1976年頃)
解説
チタンパイプカンチレバーを採用したMMカートリッジ。
特殊熱処理が施されたチタンパイプカンチレバーと、高エネルギー希土類コバルトマグネット、特殊ダイヤモンド針を組合わせることで、軽質量の振動系を実現しています。
さらに、片端支持方式を採用することで高域での機械インピーダンスを低く抑えています。
厚めのアクリルスタイラスノブやアルミダイキャストフレームを採用することで共振を低減しています。
機種の定格
型式 | MMカートリッジ |
構造 | シールドケース:スーパーパーマロイ フレーム:アルミ合金ダイキャスト |
針先 | 0.5milダイアモンド |
振動系実効質量 | 0.45mg |
使用針圧範囲 | 1.0g~1.8g(1.5g適正) |
周波数特性 | 10Hz~28kHz ±3dB |
チャンネルセパレーション | 25dB以上(1kHz) 20dB以上(100Hz~10kHz) |
出力電圧 | 3mV(1kHz、50mm/s、RMS) |
出力バランス | 1dB以内(1kHz) |
ダイナミックコンプライアンス | 12x10-6cm/dyne(100kHz水平・垂直) |
スタティックコンプライアンス | 18x10-6cm/dyne(光学式) |
出力インピーダンス | 2kΩ(1kHz) |
負荷抵抗 | 30kΩ~100kΩ(適正47kΩ+170pF) |
取付寸法 | JIS及びEIA規格 |
交換針 | PN-330/II(¥4,000) |
外形寸法 | 幅14.8x高さ17x奥行き29mm |
自重 | 6.4g |