Pioneer PA-1000
¥28,000(1976年頃)
解説
カーボンファイバーを採用したS字型ユニバーサルトーンアーム。
軽く強いカーボンファイバーをトーンアームに採用しており、実効質量の低減によってトレーシング能力を向上しています。また、慣性モーメントが非常に小さく、レコード溝に対する追随性が大幅に向上しています。さらに、中域での部分共振の問題もカーボンファイバーの長繊維を編組した構造と適度な内部損失によって抑制しています。
アームの水平垂直回転部にアンギュラコンタクトベアリングを採用しています。
水平感度を損なわないアンチスケーティング機構を搭載しています。
アーム高さ調整が可能となっており、垂直トラッキング角度調整ができます。
アームエレベーション機構を搭載しています。
ヘッドシェルには、カーボンファイバーを用いたPP-312を採用しています。
機種の定格
型式 | スタティックバランスS字型トーンアーム |
アーム有効長 | 237mm |
全長 | 323mm |
オーバーハング | 15mm |
オフセット角 | 21゜41' |
トラッキングエラー | +2゜、-1゜ |
印加針圧範囲 | 0~3.0g(ワンピッチ0.5g) |
取付カートリッジ自重 | 4g~15g(針圧印加0~2gの場合) |
支持部構造 | 水平:特殊アンギュラコンタクトベアリング 垂直:アンギュラコンタクトベアリング |
付属機構 | アンチスケーティング機構 アームエレベーション 針圧直読カウンターウェイト プラグイン式ヘッドシェル |