Pioneer MXA-3
¥10,700(1960年代半ば頃?)
解説
ステレオ受信が出来ないFMチューナー用に開発された、FMマルチステレオアダプター。
出力レベルの小さいレシオ検波のチューナーや高出力のフォスターシーレー検波のチューナーなどに対応しています。
回路方式にはスイッチング方式を採用しています。
ステレオインジケーターを搭載しており、ステレオ放送中にはインジケーターが点灯して知らせます。
ノイズフィルターを搭載しており雑音を抑えます。
ステレオ・モノ切換えがアダプター側で操作可能です。
アダプター背面にセパレーション調整、インジケーター調整のためのコントロール・ノブを搭載しています。
入力電圧は100V用に固定してありますが、110Vに切換える事も可能です。
機種の定格
型式 | スイッチング方式FMマルチステレオアダプター |
回路方式 | スイッチング型・ステレオ復調方式 |
チャンネルセパレーション | 35dB (1kHz) |
歪率(1kHz) | 1%以下 |
動作入力レベル | 0.5V~10V(peak to peak) |
周波数特性 | 50Hz~15kHz ±2dB |
付属回路 | ステレオインジケーター ノイズフィルター モードスイッチ |
使用真空管 | 6AQ8:1個 6AN8:1個 OA81:4個 SM-150a:1個 |
電源電圧 | AC100V/117V |
消費電力 | 8W(9VA) |
外形寸法 | 幅124x高さ135x奥行326mm |
重量 | 3kg |