Pioneer MA-62
¥48,500(1975年頃)
解説
6ch入力を搭載したミキシングアンプ。
入力は6系統備えておりマイクを6本使用できます。さらに、切換えスイッチによってLine入力4系統とPhono入力2系統の使用が可能です。また、各チャンネルのマイク入力には20dB減衰のアッテネーターとローカットフィルターを装備しています。
CH-3とCH-4には音像定位を自由に動かせるパンポット機能を搭載しており、その他のチャンネルにはL/L&R/Rのチャンネル選択スイッチを搭載しています。
Phono入力はモノラル入力となっており、2系統を組み合わせることでステレオで1組のミキシングができます。
水溶性のフェルトペンで字やマークを直接書き込めるマーキングスペースを搭載しています。
セットしたレベル位置がいつでも確認できるようメモリーマーカーを搭載しています。
フェードイン/フェードアウト機能を搭載しています。
モニター用のヘッドホン端子を搭載しています。また、出力端子は2系統搭載しています。
大型ハンドルとビニール製ダストカバーを搭載しています。
機種の定格
型式 | 6chミキシングアンプ |
入力 | ch1、2:MIC、Phono ch3、4、5、6:MIC、Line |
チャンネル選択 | ch1、2、5、6:L/L&R/R切換 ch3、4:L~R連続可変(パンポット) |
入力感度/インピーダンス | MIC:0.25mV/4.7kΩ Phono:2.5mV/50kΩ Line:50mV/50kΩ |
マイクアッテネーター | 0dB、-20dB |
マイク最大許容入力 | 250mV(アッテネーター -20dB時) |
フォノ最大許容入力 | 250mV(1kHz) |
出力端子 | ステレオ2系統(並列接続) |
定格出力レベル | 330mV |
最大出力 | 5V(T.H.D.=0.5%、負荷インピーダンス50kΩ時) |
高調波歪率 | 0.2%以下(出力1V時) |
チャンネルセパレーション | 70dB以上(1kHz) |
クロストーク | 70dB以上(1kHz) |
周波数特性 | MIC:20Hz~15kHz -3dB以内 Phono:RIAA偏差 ±0.5dB以内 Line:20Hz~25kHz -1dB以内 |
マイクローカット | fc=200Hz(6dB/oct) |
他チャンネル干渉 | 1dB以内 |
残留雑音 | 0.05mV以下 |
S/N比(IHF、Aネットワーク) | MIC:52dB Phono:60dB Line:67dB |
ヘッドホン出力 | 最大260mV(8Ω) |
使用半導体 | トランジスタ:22個 IC:2個 ダイオード:3個 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 6W |
外形寸法 | 幅400x高さ132x奥行264mm |
重量 | 5.7kg |