オーディオの足跡

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SX-414の画像
 解説 

マイクミキシング機能を搭載したFM/AMレシーバー。

FMチューナー部はフロントエンドにFETと3連バリコンを採用しており、感度を向上させつつ妨害排除特性の向上を図っています。
また、ダイアルスケールには実効長200mmのロングスケールを採用しており、FM目盛は等間隔のリニアスケールとなっているため、選局がしやすくなっています。
また、シグナルメーターを搭載し、より正確なチューニングが可能となっています。

アンプ部はオールシリコントランジスタによる準コンプリメンタリーSEPP回路を採用しています。

ミキシングアンプを内蔵しており、マイクを使ってミキシングが出来ます。ミキシングされた信号は常にREC端子に出力されており、テープに録音が可能です。
プログラムソースとマイクはそれぞれ独立してレベルコントロールでき、ソースのボリュームをいっぱい絞れば、マイク拡声装置としても使えます。
また、マイクボリュームはスライドスイッチを兼ねており、ソースとマイクをミキシングして録音し、さらに同時再生する時はPULL OFFにします。

機種の定格
FM/AMステレオレシーバー
<FMチューナー部>
実用感度(IHF) 2.3μV
キャプチャーレシオ(IHF) 3.5dB
S/N 65dB
イメージ妨害比(82MHz) 55dB以上
IF妨害比(78MHz) 80dB以上
スプリアス妨害比(82MHz) 70dB以上
AM抑圧比 45dB
高調波歪率(100%変調) mono:0.6%以下
stereo:0.8%以下
ステレオセパレーション(1kHz) 40dB以上
残留キャリアレベル 35dB以上
アンテナ 300Ω平衡型、
75Ω不平衡型
ミューティング ON-OFF可能
<AMチューナー部>
実用感度(IHF) 15μV
S/N(30%変調) 50dB以上
イメージ妨害比(1MHz) 45dB以上
IF妨害比 35dB以上
アンテナ フェライトバーアンテナ
<アンプ部>
ミュージックパワー(IHF) 50W(4Ω)
37W(8Ω)
実効出力
実効出力(両ch駆動): 13W+13W(4Ω)
12W+12W(8Ω)
実効出力(片ch駆動): 18W/18W(4Ω)
14W/14W(8Ω)
高調波歪率 1%以下(実効出力時)
混変調歪率 1%以下(実効出力時)
出力帯域幅(IHF) 20Hz~45000Hz
周波数特性 20Hz~70000Hz ±3dB
負荷インピーダンス 4Ω~16Ω
ダンピングファクター 40以上(8Ω、1kHz)
入力感度/インピーダンス(実効出力時、1kHz) Phono:3mV/50kΩ
MIC:4.5mV/50kΩ
AUX、Tape Mon1、2:180mV/100kΩ
録音出力 Tape Rec(ピンジャック):180mV
DINコネクター:36mV
トーンコントロール Bass及びTreble
イコライザー RIAA S.T.D
ラウドネス(ボリューム-40dB時) 100Hz:+9.5dB
10kHz:+5.5dB
ハム及び雑音(IHF) Phono:75dB以上
AUX:85dB以上
<総合>
定格消費電力 60W
最大消費電力 90W
外形寸法 幅431x高さ146x奥行347mm
重量 7.6kg