オーディオの足跡

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A-D3の画像
 解説 

A-D5の技術を継承しつつコストパフォーマンスを高めたプリメインアンプ。

出力段にはダイレクトエナジーMOS-FETを採用しています。
この素子はオン抵抗が非常に小さいため優れたパワーリニアリティを実現するとともに、高い低負荷ドライブ能力を持っています。

回路構成にはワイドレンジリニアサーキットを採用しています。
この回路では必要なゲインを電流帰還型回路による1段増幅で得るシンプルな構造を採用しており、電流リニアリティに優れ、出力インピーダンスがフラットで、低域から高域まで安定したドライブが可能です。

ダイレクトエナジーMOS-FETとワイドレンジリニアサーキットを組み合わせることでソース抵抗とスピーカー出力端子のチョークコイルを排除し、シンプル化、低発熱化、小型化を実現しています。

電源部の平滑コンデンサーにはコンプリメンタリーキャパシティペアを採用しています。
このコンデンサーではプラス側とマイナス側で発生するそれぞれの磁界を互いにキャンセルしています。

上級モデル用だった非磁性体抵抗やオーディオ用コンデンサーなどの音質重視のパーツを採用しています。

内部レイアウトは左右対称構成とし、信号経路の最短化を徹底しています。
また、ダイレクトエナジーMOS-FETのそれぞれに独立した肉厚アルミ押出し材によるヒートシンクを採用しており、従来のアンプで無くすことができなかったパワー素子とヒートシンク間の絶縁物を排除しています。また、出力段におけるダイレクトエナジーMOS-FET間の相互干渉を排除しています。

アルミ押出し材によるフロントパネルやアルミボリュームノブを使用しています。

バランス回路とトーン回路をパスするダイレクトボタンを搭載しています。

未使用時には回路の電源をカットするローカルサーキットオフ機能を搭載しています。

フォノ入力端子を搭載しています。

インレットタイプの電源コードを採用しています。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
実用最大出力 100W+100W(EIAJ、4Ω)
定格出力(両ch駆動) 70W+70W(4Ω、20Hz~20kHz、0.2%)
45W+45W(8Ω、20Hz~20kHz、0.1%)
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.8mV/50kΩ
CD、Tuner、Line、Tape1/MD、Tape2/monitor:200mV/50kΩ
Phono最大許容入力 Phono MM:150mV(1kHz、0.1%)
出力レベル/インピーダンス Tape1/MD、Tape2/Monitor:200mV/1kΩ
Tape rec:200mV/1kΩ
周波数特性 Phono MM:20Hz~20kHz ±0.3dB
CD、Tuner、Line、Tape1/MD、Tape2/Monitor:5Hz~100kHz +0 -2dB
トーンコントロール Bass:±8dB(100Hz)
Treble:±8dB(10kHz)
ラウドネスコンター(Vol -30dB) +5dB(100Hz)、+3dB (10kHz)
SN比
(IHF、Aネットワーク、ショートサーキット)
Phono MM:85dB(at 5mV)
CD、Tuner、Line、Tape1/MD、Tape2/Monitor:108dB
スピーカー負荷インピーダンス A、B:4Ω~16Ω
A+B:8Ω~32Ω
ACアウトレット 電源スイッチ連動:2系統(100W)
電源スイッチ非連動:1系統(100W)
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 110W(電気用品取締法)
外形寸法 幅420x高さ114x奥行307mm
重量 5.9kg
付属 ワイヤレスリモコン