Pioneer A-50DV
¥67,000(1988年発売)
解説
デジタル入力に対応するため、A-515VにDACを搭載したステレオプリメインアンプ。
デジタル信号を8倍の352.8kHzに引き上げ、不要な折り返しノイズを抑える8倍オーバーサンプリングを採用しています。これにより終段のアナログフィルターは、ゆるやかな特性を持つ低次のフィルターの使用が可能。高域の位相まわりの少ない低歪率な音質を実現しています。
D/Aコンバーターにはツイン・リニアエンベロープD/Aコンバーターを搭載し、低歪率化を図っています。
またL/R独立のツイン構成により、位相差の少ないセパレーション特性を実現しています。
さらにデグリッチ回路が不要のグリッチレスタイプのため、微小信号の再現性に優れています。
通常のアナログ出力に加え、デジタル出力を装備しており、内部のアナログ回路を経由することなく、他のデジタルオーディオ機器への接続が出来ます。
また、光伝送歪補正回路を搭載しており、パルス幅歪などを低減しています。
音の純度を損なわないようにするため、ソース・ダイレクトを搭載しています。
ノン・スイッチング・サーキットTypeIIを採用し、歪を抑えたサウンドの実現を図っています。。
機種の定格
型式 | D/Aコンバーター内蔵ステレオプリメインアンプ | ||||
<オーディオ部> | |||||
定格出力(両ch駆動) |
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ダンピングファクター | 100(1kHz、8Ω) | ||||
入力感度/インピーダンス | Phono MC:0.2mV/100Ω Phono MM:2.5mV/50kΩ CD、Tuenr、DAT/Tape1、2、BS、VDP、TV/AUX、VCR:150mV/40kΩ |
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Phono最大許容入力 (1kHz、0.008%) |
Phono MM:150mV Phono MC:12mV |
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出力レベル/インピーダンス | DAT/Tape1、2、Rec、Adaptor Out:150mV/2.2kΩ | ||||
周波数特性 | Phono MC:20Hz~20kHz ±0.5dB Phono MM:20Hz~20kHz ±0.3dB CD、Tuner、DAT/Tape1、2、BS、VDP、TV/Aux、VCR:5Hz~100kHz +0 -3dB |
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SN比(Aネットワーク、 ショートサーキット) |
Phono MC:70dB(0.25mV) Phono MM:88dB(2.5mV) CD、Tuner、DAT/Tape1、2、BS、VDP、TV/AUX、VCR:107dB |
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トーンコントロール(-40dB時) | Bass:100Hz、±8dB Treble:10kHz、±8dB |
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ラウドネスコンター | 100Hz:5dB、10kHz:3dB | ||||
スピーカー負荷インピーダンス | A、B:4Ω~16Ω A+B:8Ω~32Ω |
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<デジタル部> | |||||
歪率(1kHz、0dB) | 0.005% | ||||
SN比 | 103dB以上 | ||||
周波数特性 | 4Hz~20kHz ±0.5dB | ||||
<ビデオ部> | |||||
入力感度/インピーダンス | BS、VDP、TV/AUX、VCR:1Vp-p/75Ω、unbalanced | ||||
出力レベル/インピーダンス | VCR→Monitor TV:1Vp-p/75Ω、unbalanced | ||||
DG/DP | 2%/2゜ | ||||
周波数特性 | 10Hz~10MHz +0 -1dB | ||||
SN比 | 60dB以上 | ||||
<総合> | |||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
ACアウトレット | 電源スイッチ連動:2系統(200W) 電源スイッチ非連動:1系統(100W) |
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消費電力(電気用品取締法) | 190W | ||||
外形寸法 | 幅420x高さ126x奥行348mm | ||||
重量 | 9.7kg |