Pioneer A-470
¥49,800(1980年発売)
解説
見た目だけでなく使い勝手も考慮したデザインを採用した、シンプルな回路構成のプリメインアンプ。
レコードを聴きながらFM放送のエアチェックができるRECセレクターを搭載してます。
パワー部には、音の色づけの原因となるコンデンサーを取り除いたDCアンプ構成を採用しています。
これによりコンデンサーに起因するダンピングの劣化や中・低域での位相ズレ、過渡的混変調歪の発生を抑えています。
パワー部のトランジスタにはSuper Linear RET(Ring Emitter Transistor)を採用しています。
この高域のリニアリティに優れた集団トランジスタの採用により、高域の特性を向上させています。
イコライザー部は、ICL方式のFET差動入力回路を採用しています。
また、MCカートリッジがダイレクトに接続できるMCポジションを搭載しており、スイッチの切換え一つでMCカートリッジが楽しめます。
不要な超低域(15Hz以下)をカットするサブソニックフィルターや、小音量再生時に便利なラウドネスコンターを搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
実効出力 | 50W+50W (8Ω、歪率0.01%、20Hz~20kHz、両ch駆動) |
高調波歪率 | 0.006%(25W出力時、8Ω) |
混変調歪率(50Hz:7kHz=4:1) | 0.006%(25W出力時、8Ω) |
出力帯域幅 | 5Hz~30kHz(IHF、両ch駆動、THD0.01%) |
Phono最大許容入力 (1kHz、THD0.01%) |
MM:200mV MC:20mV |
周波数特性 | Phono MM:20Hz~20kHz ±0.5dB |
SN比(IHF、Aネットワーク、 ショートサーキット) |
Phono MM:87dB Phono MC:70dB |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 120W |
外形寸法 | 幅420x高さ120x奥行368mm |
重量 | 8.5kg |