PHILIPS RH521
¥116,000(1972年頃)
解説
ドイツ工業規格(DIN)のHiFi仕様45500を満たすプリメインアンプ。
パワーアンプ部はバイアス電流を多くした設計となっており、小信号時もノッチングやクロスオーバー歪が低減されています。
スピーカーマトリックス回路を搭載しており、4チャンネル再生が可能です。
通常のトーンコントロールの他にプレゼンスコントロールを搭載しており、中音域の調整が可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 30W+30W(4Ω) |
ミュージックパワー | 40W+40W(4Ω) |
高調波歪率 | 0.1%以下(20W+20W) |
混変調歪率 | 1%以下(250Hz~8kHz) |
クロスオーバー歪 | 0.01%以下 |
パワーバンドワイズ | 15Hz~30kHz -3dB(歪1%) |
周波数特性 | 15Hz~40kHz +0.5 -3dB |
S/N比 | -90dB以上(30W+30W) |
クロストーク | -45dB以上(1kHz) |
ダンピングファクター | 20以上(4Ω) |
入力感度/インピーダンス (1チャンネル30W出力時、1kHz) |
Phono:2mV/50kΩ(DIN5P) Tuner:100mV/100kΩ(DIN5P) Recorder、Monitor:250mV/100kΩ(DIN5P) 補助端子:100mV/750kΩ(DIN5P) Mic:1mV/2kΩ(DIN5P) |
出力端子 | DINスピーカーコネクター:2(4Ω~8Ω) DINヘッドホンコネクター:1(8Ω~600Ω、フロントパネルより取り出し) |
ランブルフィルター | 12dB/oct(80Hzにて-3dB) |
スクラッチフィルター | 12dB/oct(7kHzにて-3dB) |
トーンコントロール | Bass:±14dB(50Hz) Treble:+14dB~-16dB(10kHz) |
ラウドネスコントロール | 3段切替 |
プレゼンスコントロール | ±6dB(2kHz) |
消費電力 | 55W~125W |
外形寸法 | 幅470x高さ117x奥行280mm |
重量 | - |