ONKYO T-412
¥29,800(1995年頃)
解説
AMステレオ受信に対応したクォーツシンセサイザー方式FM/AMステレオチューナー。
FM放送の電波状態に応じて、感度(DX/LOCAL)とステレオモードを自動的に切り換えるAPRシステムを搭載しています。
これにより、面倒な操作なしで最適な受信状態に自動設定します。
チューニングダイアルには操作性に優れたロータリーつまみを採用しており、周波数の調整とプリセット局の選択のどちらにも機能します。
A、B、C各グループごとに10局づつ、合計30局をプリセット可能です。
ワンタッチで、受信可能な放送局をまとめてプリセットするオートプリセット機能を搭載しています。
電波の強さに応じて5段階に表示する信号レベルインジケーターを搭載しています。
メモリーした周波数にアルファベットや数字で8桁まで表示できるキャラクターを設定可能です。
あらかじめ周波数がわかっている放送局は、10キーで直接選局することも可能です。
アンテナ同軸ケーブルが接続できるF型コネクターを装備しています。
RIリモコン端子を搭載しており、RIマークのあるオンキョー製アンプと組合わせて、アンプ付属のリモコンで操作することが出来ます。
極性表示付きの電源コードを採用しています。
機種の定格
型式 | FM/AMステレオチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76.0MHz~90.0MHz |
感度(IHF 75Ω) | 1.0μV(11.2dBf) |
アンテナインピーダンス | 75Ω |
イメージ妨害比 | 60dB |
IF妨害比 | 100dB |
S/N比(IHF-A) | mono:76dB stereo:71dB |
2信号選択度(400kHz) | 60dB |
キャプチャーレシオ | 1.0dB |
歪率(1kHz) | mono:0.1% stereo:0.2% |
ステレオセパレーション(1kHz) | 45dB |
キャリアリーク(1kHz) | -60dB |
周波数特性 | 20Hz~15kHz、+0 -1dB |
出力電圧/インピーダンス(1kHz) | 450mV/4kΩ |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 522kHz~1611kHz |
感度 | 25μV |
イメージ妨害比(999Hz) | 35dB |
IF妨害比(999Hz) | 40dB |
SN比(100mV/m) | 50dB |
歪率(400Hz) | 0.8% |
ステレオセパレーション(1kHz) | 30dB |
出力電圧(400Hz、30%) | 150mV |
<総合> | |
電源 | AC100V、50/60Hz |
消費電力(電気用品取締法) | 12W |
外形寸法 | 幅455x高さ90x奥行317mm |
重量 | 3.9kg |