ONKYO SL-1
¥150,000(1台、1980年頃)
解説
20Hz~90Hzの超低域を再生するアクティブサブウーファー。
SL-1は、38cm平板型パッシブラジエーターと20cmドライバーを利用した音響変成器で、内容積約80Lの密閉型エンクロージャーになっており、60W出力のPWM方式ドライブアンプを内蔵しています。
ユニットには20cmコーン型ドライバーと、38cmパッシブラジエーターを搭載してます。これらユニットと、それを結合するフロントキャビティから構成されるフィルタを利用することで、バンドパス特性に近い周波数特性を保っており、使用帯域全体にわたってフラットな再生を行います。
定格出力60WのPWM(パルス幅変調)方式パワーアンプを内蔵しています。
SL-1では、構造的に大出力アンプを密閉箱に内蔵するため、内部の温度上昇には特別の配慮が必要となります。PWM方式は他の方式のアンプにくらべて同じ出力でもパワーロスが少なく、こうした用途に適した方式となっています。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・音響変成器/パッシブラジエーター型 |
使用ユニット | ドライバー:20cmコーン型 パッシブラジエーター:38cm変成型 |
再生周波数帯域 | 20Hz~90Hz |
カットオフ | 60、70、80Hz 3段切換 |
入力インピーダンス | 10kΩ(ハイレベル端子) 100kΩ(ローレベル端子) |
ドライブアンプ | PWM方式、定格60W |
外形寸法 | 幅620x高さ483x奥行411mm |
重量 | 38.5kg |
電源・消費電力 | AC100V 50/60Hz 70W(電取法規格) |
備考 | 前面パネル操作機能:電源スイッチ、 レベルコントロール、カットオフ周波数切換 後面パネル操作機能:入力感度切換、位相切換 |