ONKYO D-7
¥59,800(1台、1981年発売)
解説
デルタオレフィン振動板を採用した3ウェイスピーカーシステム。
低域にはデルタオレフィンコーンを用いた32cmコーン型ウーファーを搭載しています。
大口径化につれて発生しやすくなる、ピストン領域の有害なモードに対して、コルゲーションを付加することで効果的に排除しています。
中域には低域同様にデルタオレフィンコーンを用いた12cmコーン型スコーカーを搭載しています。
磁気回路にはφ90の大型マグネットと銅キャップを採用しており、高能率・低歪率化を図っています。
高域には2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
振動板には、Monitor100Rで開発されたマグネシウム合金ダイアフラムが採用されており、アルミやチタンなどの金属素材に比べ、軽量かつ剛性に富み、さらに内部ロスが大きいという特徴により、より優れた特性の獲得を図っています。
中域・高域それぞれに独立したレベルコントロールを搭載しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・エアサスペンション方式・ ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:32cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 30Hz~45000Hz |
最大入力 | 120W |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧 | 92dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 500Hz、3000Hz |
キャビネット内容積 | 62L |
外形寸法 | 幅387x高さ694x奥行334mm |
重量 | 21.5kg |