ONKYO D-305F
¥25,000(1台、1998年6月1日発売)
解説
ツインドライブウーファー方式を採用したトールボーイ型スピーカーシステム。
低域には、振動板にシルクOMFダイアフラムを用いた、12cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
シルクOMFダイアフラムは、天然のまゆ糸から不純物を取り除いた超極細のシルク繊維を使用しており、その繊維を一定の方向に並べた不織布(縦横の糸で織っていない布)を、何枚も繊維の並ぶ方向を変えて重ね合わせた多層構造となっています。そして、強度を増すために繊維層の両面を不飽和ポリエステル樹脂でバインドして成形されています。
この振動板では樹脂がシルク繊維層内に混入しにくい製法を採用しているため、シルク繊維は動ける状態にあり、繊維間や層間でおこるズレがロスとして働くことで、雑音をさらに低減しています。
高域には2.5cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
エンクロージャーにはMDFを用いており、内部に効果的な補強を施して不要振動を抑制するモジュール構造を採り入れています。
スピーカーターミナルにはバナナプラグに対応したネジ式スピーカーターミナルを採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式 トールボーイ型・防磁設計(EIAJ) |
ユニット | 低域用:12cmコーン型x2 高域用:2.5cmドーム型 |
定格インピーダンス | 6Ω |
最大入力 | 100W(EIAJ) |
定格感度レベル | 86dB/W/m |
定格周波数範囲 | 40Hz~35kHz |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
キャビネット内容積 | 20.2L |
外形寸法 | 幅200x高さ840x奥行285mm (ネット、ターミナル突起部含む) |
重量 | 12.6kg |
付属 | スピーカーケーブル(2.5m) |