ONKYO TA-7X
¥84,800(1981年頃)
解説
3ヘッド方式、DD2モーターを採用したステレオカセットデッキ。
録音専用、再生専用ヘッドにそれぞれセンダストを使用したS&Sコンビヘッドを搭載しています。
キャプスタン用にFGサーボDDモーター、リール用にDCモーターを使用した2モーター構成を採用しています。
重要なキャプスタン部を大型フライホイールと同軸一体構造のFGサーボDCモーターによってダイレクトに駆動し、安定した走行性能を実現しています。
テープの初めから終わりまで適正なバックテンションを得るため、エレクトロニックサーボバックテンションシステムを採用しています。
供給側リールの回転数を電気的に検出してコントロールすることで、テープ走行の安定性が向上し、レベル変動や変調ノイズ等を低減しています。
出力段にスーパーサーボアンプを採用しています。
フェードアウト機能を搭載しています。
フェードアウト時間は手動で自由に調整可能で、フェードイン操作も可能です。
アキュバイアス方式を搭載しており、テープの性能を引き出せます。
ピークレベルメーターを搭載しています。
レックミュート機能を搭載してます。
タイマースタンバイ機構やドルビーノイズリダクションを搭載しています。
機種の定格
型式 | 4トラック2chステレオカセットデッキ |
ヘッド | 録再:S&Sセンダスト・コンビヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
モーター | キャプスタン用:FCサーボDCモーター リール用:DCモーター |
ワウフラッター | 0.032%(WRMS) |
周波数特性 | Metal:20Hz~20kHz(30Hz~19kHz ±3dB) High:20Hz~18kHz(30Hz~17kHz ±3dB) Normal:20Hz~17kHz(30Hz~16kHz ±3dB) |
SN比 | Dolby out:60dB Dolby In:5dB(1kHz)、10dB(5kHz)改善 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 35W |
外形寸法 | 幅435x高さ120x奥行330mm |
重量 | 6.7kg |