ONKYO TX-DS494
¥39,000(2001年5月22日発売)
解説
ドルビープロロジックIIデコーダーを搭載したAVアンプ。
DTS、ドルビーデジタルに加えて、ドルビープロロジックIIのデコーダーを搭載しています。
これは、2チャンネルソースを4チャンネルサラウンドでしか楽しめなかったドルビープロロジックを発展したもので、サラウンドチャンネルのステレオ化とサブウーファーチャンネルの追加により5.1チャンネルを実現しています。
サラウンドモードは、映画向きのドルビープロロジックII Movieと、音楽向きのドルビープロロジックII
Musicの2種類があります。
簡単コンフィグ機能を搭載しています。これにより、スピーカーの数とサブウーファーのON/OFFを選択するだけで、簡単に音場空間が得られます。また、上位機種同様に、各インプットセレクターにリスニングモードを記憶させるカスタム設定も可能です。
オーディオ志向の高い24bitクリスタルDSPプロセッサーや96kHz/24bit D/Aコンバーター、フロント用とセンター&サラウンド用に分離させたアルミ押し出し型ヒートシンクなどを採用しています。
また、パワーアンプ部には完全独立型のディスクリート構成5chパワーアンプを搭載しています。
DVD AudioやSACDに対応するワイドレンジアンプテクノロジーWRATを導入しています。
最適減衰量コントロールでS/Nを向上させるオプティマム・ゲイン・ボリューム回路を搭載しています。
ノイズの混入を防いで信号の純度を守るオーディオ/ビデオ分離基板を採用しています。
全チャンネルにバナナプラグ対応のネジ式スピーカーターミナルを採用しています。
デジタル/アナログ自動入力切換え機能を搭載しています。
夜間など小音量での再生でも台詞がはっきり聴き取れ、大きな効果音などは適度に抑えるレイトナイトモードを搭載しています。
この機能はドルビーデジタルの再生時に使用できます。
30局プリセットのFM/AMチューナーを搭載しています。
オンキョー製DVDプレイヤーなどの主要操作ができるリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
<アンプ部> | |
定格出力 | 70Wx5ch(6Ω、1kHz、THD0.1%) 55Wx5ch(8Ω、20Hz~20kHz、THD0.08%) |
ダイナミックパワー(4Ω) | 110Wx2 |
全高調波歪率(定格出力時) | 0.08% |
混変調歪率(定格出力時) | 0.08% |
入力感度/インピーダンス | Line:200mV/50kΩ Phono MM:2.5mV/50kΩ |
サブウーファープリ出力 | 1V/2.2kΩ |
周波数特性(Line) | 20Hz~100kHz +1 -3dB(ステレオ時) |
SN比(IHF-A) | CD、Tape:100dB Phono MM:80dB |
トーンコントロール最大変化量 | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
ダンピングファクター(フロント、8Ω) | 60 |
出力レベル/インピーダンス | Rec out Tape/Video:200mV/2.2kΩ |
Phono RIAA偏差 | 20Hz~20kHz ±0.8dB |
<映像部> | |
S映像端子入出力感度/インピーダンス | Y信号:1Vp-p/75Ω C信号:0.28Vp-p/75Ω |
コンポジット端子入出力感度/インピーダンス | 1Vp-p/75Ω |
<チューナー部> | |
実用感度 | mono:1.0μV/11.2dBf stereo:2.0μV/17.2dBf |
SN比 | FM mono:76dB FM stereo:70dB |
全高調波歪率 | FM mono:0.2% FM stereo:0.3% |
<総合> | |
サラウンドモード | Orchestra Unplugged All Ch Stereo |
映像入力 | S端子:3系統 コンポジット端子:3系統 |
映像出力 | S端子:1系統 コンポジット端子:2系統 |
音声入力 | デジタル端子:3系統(同軸2、光1) アナログ端子:6系統 マルチchアナログ:5.1ch |
音声出力 | アナログ端子:2系統 プリ出力:1系統(サブウーファー) スピーカー出力端子:7系統 ヘッドホン端子:1系統 |
消費電力 | 230W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅435x高さ150x奥行333mm |
重量 | 11.1kg |
付属 | リモコン |