オーディオの足跡

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TX-55の画像
 解説 

アメリカで好評だったチューナーアンプTXシリーズのコンセプトを生かしたFMコンポシリーズのレシーバー。

新開発のオートハイブレンド回路を搭載しており、弱電界で目立つノイズを自動的に検出し、ノイズの逆相成分でノイズそのものをキャンセルしてS/Nを改善しています。
また、ノイズアンプ付きオートミューティング回路も装備しており、近接するTV妨害はを確実にシャットアウトし、聴きやすくクリアなFM受信を実現しています。

FMチューナー部のRF段にはデュアルゲートMOS-FETを2個採用しています。また、フロントエンド部には周波数直線型4連バリコンを採用し、シングル・ダブル同調の回路構成となっています。
IF段は位相特性の良い新開発セラミックフィルターを採用しています。
MPX部にはPLL-ICと本格的なローパスフィルターを採用しており、高セパレーションと低歪化を図っています。

同調精度を高めるサーボロック方式でタッチセンサーも採用しています。
チューニングノブの操作で受信局の同調点±50kHz以内の帯域に入ると2個の赤色LEDが点灯します。その状態で手を離すと最適同調点にロックされ、中央部の緑色LEDが点灯して同調を完了します。

シグナルインジケーターやチューンド/ドックドインジケーターにはLEDを採用しています。

トーンコントロールやバランス調整、ラウドネス等のスイッチはシーリングパネル内に配置されており、シンプル化を図っています。

機種の定格
型式 チューナーアンプ
<プリメインアンプ部>
定格出力 30W+30W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch駆動)
35W+35W(8Ω、1kHz、両ch駆動)
ダイナミックパワー 50W+50W(8Ω、1kHz)
全高調波歪率 0.5%以下(定格出力時)
パワーバンドウィズス 10Hz~35kHz(IHF、-3dB、0.06%)
入力感度/インピーダンス Phono:3mV/50kΩ
Aux、Tape:150mV/50kΩ
S/N比 Phono:75dB
Aux、Tape:96dB
Phono最大許容入力 250mV(1kHz)
<FMチューナー部>
感度 0.9μV/10.3dBf(IHF)
イメージ妨害比 80dB
IF妨害比 95dB
スプリアス妨害比 90dB
S/N比 mono:77dB
stereo:73dB
歪率(400Hz) mono:0.08%以下
stereo:0.15%以下
2信号選択度 55dB(300kHz)
75dB(400kHz)
ステレオセパレーション 50dB(1kHz)
38dB(100Hz~10kHz)
アンテナインピーダンス 75Ω
<AMチューナー部>
感度 15μV(アンテナ端子)
150μV/m(バーアンテナ)
イメージ妨害比 52dB(1MHz)
IF妨害比 38dB(1MHz)
S/N比 60dB(30%、100mV/m)
<総合>
ACアウトレット Switched、Unswitched:各150W
消費電力 62W(電気用品取締法)
外形寸法 幅418x高さ71.5x奥行340mm
重量 7.2kg