オーディオの足跡

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Integra A-815の画像
 解説 

W・スーパーサーボ方式、デュアルダイレクトアンプ方式などを採用したコストパフォーマンス機。

アンプ内部に起因する、あらゆる成分を別に設けたサーボオペレーショナルアンプのフィードバックループでキャンセルしてしまうW・スーパーサーボ方式を採用しています。
これにより1~2Hz以下の超低域成分や、また電源のコンデンサや、アースパターン、配線のひきまわし等によるインピーダンスによる雑音起電力等の、有害な成分をキャンセルして、入力される音楽信号の純度を高めています。

A-815では、増幅にリニア・スイッチング方式を採用しています。
この方式は、基本的な動作特性としては高効率のB級ながら、2つのトランジスタの増幅部分をスムーズにして、有害なクロスオーバー歪が発生しにくい、A級並みの動作特性をもたせています。

MCカートリッジに対応。しかも、単なるヘッドアンプや昇圧トランスによるものではなく、MCをメインと考えたストレート・イコライザアンプを搭載しています。
さらに、トーン回路や、バッファアンプを省いて、ハイゲイン・パワーアンプにダイレクトに入力する2アンプ構成として、音質を優先した設計になっています。

5段階のモードセレクター、15kHz以下の低域をカットするサブソニックフィルター、Trebleコントロールに直結したハイカットフィルター、ラウドネススイッチ、2系統スピーカー切換えスイッチ等のアクセサリー回路を搭載しています。

パッシブ素子のみで構成した、ダイレクト・トーン方式を採用しています。

機構部品には、高次高調波歪を避けるために、鉄などの磁性体ではなく、非鉄金属を用いています。

機種の定格
型式 Wスーパーサーボ方式プリメインアンプ
定格出力(20Hz~20kHz) 50W+50W(8Ω、AUX→SP out、両ch駆動)
全高調波歪率(20Hz~20kHz) 0.02%(AUX→SP out、定格時)
0.009%(AUX→SP out、1/2定格時)
0.005%(PH・MM→Rec out、3V)
0.02%(PH・MC→Rec out、3V)
混変調歪率 0.008%(AUX→SP out)
パワーバンドウイズス 5Hz~100kHz(IHF-3dB、THD0.2%)
ダンピングファクター 100(1kHz、8Ω)
周波数特性 20Hz~20kHz ±0.2dB(PH→Rec out、RIAA偏差)
2Hz~100kHz +0dB -2dB(AUX→SP out、RIAA偏差)
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.9mV/47kΩ
Phono MC:350μV/330Ω
Tuner、AUX、Tape Play1、2:150mV/47kΩ
Phono最大許容入力
(1kHz/10kHz 0.05%)
Phono MM:230mV/1100mV
Phono MC:30mV/145mV
出力電圧/インピーダンス Tape Rec1、2:150mV/2.2kΩ
S/N比(IHF A、入力ショート) Phono MM:83dB
Phono MC:67dB
Tuner、AUX、Tape Play1、2:100dB
トーンコントロール(Vol -16dB) Bass(70Hz):±8dB
Treble(20kHz):±8dB
ラウドネス +6dB、100Hz
サブソニックフィルター 15Hz、6dB/oct
ミューティング -20dB
電源 100V、50/60Hz
消費電力(電気用品取締法規格) 95W
ACアウトレット unswitched:1個(200W)
switched:2個(計200W)
外形寸法 幅435x高さ125x奥行385mm
重量 10.0kg