ONKYO A-924
¥40,000(1997年頃)
解説
アンプの動特性・ダイナミックな性能に注目し、アース電位の安定度を重視する"クリーングランド思想"に基づいて開発されたプリメインアンプ。
クリーングランド思想に基づいて設計することで、グランドループによる妨害を解決し、音場感やS/N、低域などの音質を改善しています。
トランジスタや抵抗、コンデンサ等の部品をそれぞれ別々に基板上にレイアウトして構成するディスクリートアンプを採用しています。これにより、1つのパッケージにIC化されたものに比べ設計の自由度が大きく音質の練り上げに貢献しています。
また、スピーカーの選択の幅を広げるため、電源部の強化やパワーアンプ部のローインピーダンス化・ワイドレンジ化を行っています。
広帯域化と低NFB(負帰還)の基本設計で作られています。
また信号経路を短縮化するダイレクトシグナル・コンストラクションを採用しています。
T-424、C-724などもまとめて操作できるシステムコントロールリモコンが付属しています。
ソースダイレクト回路、ラウドネススイッチ、MMカートリッジ対応フォノイコライザー、テープモニター機能、トーンコントロールなどを搭載しています。
バナナプラグに対応したネジ式2系統スピーカーターミナルを採用しています。
極性表示付電源コードを採用しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 (20Hz~20kHz、0.08%) |
45W+45W(6Ω) 40W+40W(8Ω) |
実用最大出力 | 80Wx2(EIAJ、4Ω) |
全高調波歪率 | 0.08%(CD→SP Out定格出力時) |
周波数特性 | 15Hz~50000Hz、±1dB |
S/N比(定格出力時) | 102dB(CD→SP out) |
消費電力(電気用品取締法) | 110W |
外形寸法 | 幅435x高さ120x奥行331mm |
重量 | 6.7kg |
付属 | リモコン |