オーディオの足跡

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A-913の画像
 解説 

過剰なハイパワーや数字だけに頼ることなく、音楽をいかに表現するかをコンセプトに、海外で発売したモデルをリファインして開発されたプリメインアンプ。

パワーアンプ部は音質設計の自由度を確保するため、ディスクリートで回路を構成しています。
パワー部入力には帰還型定電流差動増幅段を採用した安定した動作を行わせ、出力段にはバイアスを変動させずに回路動作のリニアリティを向上させてクロスオーバー歪を抑えるリニアスイッチング回路を採用しています。

電源部は大型トランスと電解コンデンサー(10,000μFx2)を使ってオーソドックスに構成し、ダイオードには大電流タイプ4個をワンパッケージにしたブリッジタイプを採用しています。

シンプル&ストレートを徹底させ、各ブロックは入力ピンジャックからの信号経路が最短になるように配置されています。
また、CDを初め全てのソースが専用ボリュームのみを経由してダイレクトにパワーアンプに入力される全ソースダイレクトスイッチを搭載しています。

インシュレーターには特殊構造のピンポイント受けにすることで、中低域の厚みなどを改善した振動防止構造の物を採用しています。

リモコンが付属しており、ペアとなるチューナーT-403の操作も可能です。
また、デジタル系ノイズの混入を防ぐため、マイコン専用給電を採用し、さらにリモコン用マイコンブロックをフロントアングルとフロントパネルの間に配して、磁気シールドを行っています。

機種の定格
型式 ステレオプリメインアンプ
定格出力
(20Hz~20kHz、CD→SP out、両ch駆動)
75W+75W(6Ω)
60W+60W(8Ω)
ダイナミックパワー 2Ω:135W+135W
4Ω:110W+110W
6Ω:95W+95W
全高調波歪率(20Hz~20kHz) 0.08%(CD→SP Out、定格出力時、8Ω)
0.003%(Phono MM→Rec Out、3V出力時)
0.015%(Phono MC→Rec Out、3V出力時)
混変調歪率(20Hz~20kHz) 0.06%(CD→SP Out、定格出力時)
パワーバンドウィズス 5Hz~100kHz(IHF-3dB、THD 0.2%、8Ω)
ダンピングファクター 40(1kHz、8Ω)
周波数特性 Phono→Rec Out(RIAA偏差):20Hz~20kHz ±0.5dB
CD→SP Out:2Hz~80kHz +0 -3dB
Phono最大許容入力
(1kHz/10kHz、0.005%)
MM:150mV/710mV
MC:20mV/110mV(0.08%)
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.5mV/50kΩ
Phono MC:350μV/330Ω
CD、Tape Play、他:150mV/50kΩ
定格出力電圧/インピーダンス Tape Rec、他:150mV/3kΩ
SN比(IHF-Aフィルター入力ショート) Phono MM:83dB
Phono MC:65dB
CD、他:97dB
トーンコントロール最大変化量 Bass:±10dB(20Hz)
Treble:±10dB(20kHz)
ミューティング -20dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
ACアウトレット Switched:2系統、100W
Unswitched:1系統、合計100W
消費電力(電気用品取締法規格) 115W
外形寸法 幅455x高さ120x奥行330mm
重量 6.7kg
付属 リモコン