ONKYO A-601V
¥55,000(1989年頃)
解説
デジタル化、AVシステム化に対応すべく、操作性を高めたプリメインアンプ。
デジタル再現力を高めるため、信号伝送回路のシンプル化を徹底的に推し進め、信号経路から各種のスイッチやトーンアンプを外し、入力を直接パワーアンプに送るソースダイレクトを搭載しています。
パワーアンプ部はHigh fTパワートランジスタを採用したディスクリート構成の出力段を採用しています。
ツインターボ・コントロールを搭載しており、ONの状態では、50Hzを中心に増強することが可能です。
音声入力5系統に加え、A/V入出力ターミナルを2系統装備しています。
また、VTRなどのモノラル入力をステレオ化するシミュレーテッド・ステレオスイッチを搭載しています。
VCR-2はモノ/ステレオ入力切換スイッチ付で目的に合わせて使い分けが可能です。
各種の動作状態を見やすく集中管理するFL管ディスプレイを搭載しています。
バナナタイプのスピーカーターミナルを2系統搭載しています。
VCR-1/VDPに金メッキ入力ターミナルを搭載しています。
極性表示付電源コーンを採用しています。
金メッキヘッドホン端子を採用しています。
ボリューム調整や電源ON/OFF、ミューティングON/OFF、ソースダイレクトON/OFF、インプットセレクター切換えなどが可能なリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 95W+95W(CD→SP Out、6Ω、両ch駆動) 80W+80W(CD→SP Out、8Ω、両ch駆動) |
ダイナミックパワー | 2Ω:175W+175W 4Ω:135W+135W 6Ω:115W+115W |
全高調波歪率(20Hz~20kHz) | 0.08%(CD→SP Out、定格出力時、8Ω) 0.003%(Phono MM→Rec Out、3V出力時) |
混変調歪率(20Hz~20kHz) | 0.004%(CD→SP Out、定格出力時) |
パワーバンドウィズス | 5Hz~100kHz(IHF-3dB、THD 0.2%、8Ω) |
ダンピングファクター | 40(1kHz、8Ω) |
周波数特性 | Phono→Rec Out(RIAA偏差):20Hz~20kHz±0.3dB CD→SP Out:2Hz~80kHz+0 -3dB |
Phono最大許容入力 | MM:150mV/710mV(1kHz/10kHz、0.005%) |
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/50kΩ CD、Tape Play、Processor IN、他:150mV/50kΩ |
定格出力電圧/インピーダンス | Tape Rec、Processor Out、他:150mV/330Ω |
映像入出力/インピーダンス | VCR、他:1Vp-p/75Ω |
SN比(IHF-Aフィルター入力ショート) | Phono MM:80dB CD、他:102dB |
トーンコントロール最大変化量 | Bass:±10dB Treble:±10dB |
ミューティング | -60dB |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
ACアウトレット | Switched:3系統、100W |
消費電力(電気用品取締法規格) | 155W |
外形寸法 | 幅435x高さ146x奥行287mm |
重量 | 9.1kg |
付属 | リモコン RS-158A |