NIKKO TRM-1200
¥67,500(1970年代前半頃?)
解説
アメリカやヨーロッパで販売されたプリメインアンプ。
1970年に日本国内での販売も開始しました。
イコライザアンプ部にはNIKKOオリジナルのハイブリットICを採用しており、さらにプラグインユニット化によって品質・性能を向上しています。
リングコアにトリファイラ巻きしたNIKKOドライバ・トランスを採用しています。
スイッチングミュート回路を搭載しており、スイッチオン/オフ時のスムースラウドが得られるようにしています。
また、動作表示はVUメーターランプで表示されます。
ドライブ段とプリアンプ段の安定化を図るため大容量レギュレーターを採用しています。
保護回路にはNIKKOのNW-1サーキットプロテクタを採用しています。
左右独立のレベルメーターを搭載しており、出力モニターを搭載しています。
また、入力表示、ファンクション表示が可能です。
2系統のフォノ入力を搭載しています。
左右独立のトーンコントロールを搭載しています。
また、トーンフラットスイッチを搭載しており、特性を完全にフラットにしています。
モード切換スイッチによってステレオ、リバース、モノラルの選択が可能です。
3D方式用のセンターチャンネル出力を搭載しています。
バックパネルにスピーカーコンペンセーターを搭載しており、スピーカーの特性補正が可能です。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ | ||
ミュージックパワー |
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実効出力 |
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パワーレスポンス | 15Hz~30kHz(1dB、0.5%) | ||
周波数特性 | Main input:13Hz~50kHz ±1dB Aux input:20Hz~40kHz ±1dB |
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歪率 | 0.3%(実効出力時) 0.1%(1W出力時) |
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IM歪率 | 0.3%(30W出力時) 0.1%(1W出力時) |
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入力感度/インピーダンス | Phono1、2:2mV/50kΩ Mic:2mV/50kΩ Tape、Tuner、Aux:220mV/100kΩ |
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S/N | Phono:70dB Mic:70dB Tape、Tuner、Aux:85dB |
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トーンコントロール | Bass:±12dB(70Hz) Treble:±12dB(10kHz) |
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ラウドネス | +10dB(70Hz)、+8dB(10kHz) | ||
残留雑音 | 0.8mV | ||
ダンピングファクター | 15(4Ω) 30(8Ω) 60(16Ω) |
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使用半導体 | IC:2個 トランジスタ:19個 ダイオード:6個 バリスタ:4個 |
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電源 | AC100V/120V/220V/240V、50Hz/60Hz | ||
消費電力 | 50VA(No Signal) 260VA(Maximum) |
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外形寸法 | 幅390x高さ127x奥行310mm | ||
重量 | 9.0kg | ||
付属 | シリコンクロス ピンジャック スピーカーコード ピンジャックコード |