MARK LEVINSON No33HL
100V仕様:¥1,600,000(1台、1994年12月発売)
200V仕様:¥1,640,000(1台、1994年12月発売)
解説
モノラルパワーアンプNo33Lの設計思想を継承しつつパワーを半分に抑えたモノラルパワーアンプ。
優れた低インピーダンス出力特性を持っており、1Ω負荷駆動時にもAC電源の許容範囲内において理論値通りのパワーを保証しています。
出力段までバランス化した全段フルバランスオペレーション方式を採用しており、独自のダブルバランス設計によってコモンモードノイズや歪を最小に抑えています。
主要回路にセルフジェネレーション電源回路を採用しています。
この回路は内部オシレーターによって商用電源から純粋な60Hz正弦波を生成し、電圧増幅段までの回路に常にクリーンなDC電源を供給します。
電源部には大容量3.47kVAのローノイズトロイダルトランスと合計224,000μFの高品質コンデンサーを組み合わせて採用しています。
基板同士を直結することでワイヤーによる信号劣化を防止しています。
また、各基板を直交配置した独自のレイアウトによって基板相互の磁気干渉による音質への悪影響を低減しています。
コミュニケーションリンク機能を搭載しており、マークレビンソン製プリアンプと連携して2台のNo33HLを同時にスタンバイ/オンできます。
機種の定格
型式 | モノラルパワーアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz、THD0.3%以下) | 150W(8Ω) 300W(4Ω) 600W(2Ω、200V用モデルを使用し電源供給が十分な場合) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz 0.1dB |
S/N比 | 75dB以上 105dB以上(最大出力) |
入力端子 | XLRバランス:1系統 RCAアンバランス:1系統 |
入力感度 | 1.59V |
入力インピーダンス | バランス:100kΩ アンバランス:50kΩ |
電源 | AC100Vまたは200V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 幅279x高さ470x奥行581mm |
重量 | 80kg |