MARK LEVINSON ML-7L
¥1,230,000(1980年発売)
解説
従来のモジュール構造の限界を超えるため、ML-1Lの発展型としてプラグイン式ブロックによる構成を採用したコントロールアンプ。
ML-7Lは、本体部ML-7Lと電源部PLS-154で構成されています。
プラグイン式ブロックは、モジュールよりも数倍大きい基盤を採用したことにより、部品使用の自由度が大幅に向上し、各回路を余裕を持たせて設計でき、性能向上を実現しています。
入力セレクター類は一層整理され、大型のプラグイン回路ブロックにより回路構成を一新しています。また、信号経路全体にわたり低インピーダンス化を実現しており、レギュレーションに優れたリモートセンシング方式による独立パワーサプライと相乗して、表現力を向上させています。
フォノアンプにはオプションとして、MCカートリッジが直結可能なハイ・ゲインのL3Aプラグインがあります。
木製ケースが付属しています。
機種の定格
型式 | プリアンプ |
構成 | フォノアンプ2、ラインアンプ2、計4個のプラグインによる構成 |
利得 | フォノアンプ:38dB/44dB(切替え) ラインアンプ:20dB |
入力インピーダンス | フォノアンプ:50kΩ、820Ω(切替え) ラインアンプ:10kΩ |
出力インピーダンス | フォノアンプ(Tape out):1.2kΩ ラインアンプ(Main out):47Ω |
最大出力 | フォノアンプ:6.6V ラインアンプ:8.0V |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 約25W |
外形寸法 | 本体:幅483x高さ51x奥行216mm 電源:幅101x高さ101x奥行269mm |
重量 | 本体:3.6kg 電源:2.4kg |