MARK LEVINSON ML-6AL
¥1,960,000(1981年発売)
解説
ML-7Lをベースに完全モノラル化を図ったコントロールアンプ。
左右の電源部(PLS-154L)と左右のコントロールアンプを全て独立させた4筐体構造とすることで相互干渉を抑え、音質の向上を図っています。
基本設計はML-7Lの設計思想を継承しており、フォノアンプとラインアンプだけの回路構成やプラグ・イン回路によるブロック構造を採用しています。さらに、入力はフォノ、ラインそれぞれ1系統のみ、コントロールもボリュームのみのシンプルな構造とすることで、さらなる高純度かを図っています。
回路のシンプル化とモノラル化によって空いたスペースに電源のデカップリングコンデンサを増設しています。
木製ケースが付属しています。
フォノアンプにはオプションとして、MCカートリッジ専用のハイゲインのL3プラグインカードとL3Aプラグインカードがありました。
機種の定格
型式 | モノラルプリアンプ |
構成 | 完全モノラル構成 各chフォノアンプ、ラインアンプに各1個ずつのプラグイン |
利得 | フォノアンプ:38dB、44dB(切替) L3プラグイン使用時:66dB L3Aプラグイン使用時:54dB ラインアンプ:10dB、20dB、26dB(切替) |
入力インピーダンス | フォノアンプ:50kΩ、820Ω(切替) L3プラグイン使用時:825Ω L3Aプラグイン使用時:825Ω ラインアンプ:10kΩ |
出力インピーダンス | フォノアンプ(Tape out):1.2kΩ ラインアウト(Main out):47Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 35W |
外形寸法 | 本体:幅483x高さ51x奥行156mm 電源部:幅101x高さ101x奥行269mm |
重量 | 本体:2.5kg 電源部:2.4kg |