オーディオの足跡

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ML-12Lの画像
 解説 

ML-11Lとペアで使用することのみを想定して開発されたコントロールアンプ。

電源部は非搭載で、ML-11Lから2本のDCケーブルによって電源供給を受ける設計などで、パフォーマンスを確保しながらコストの低減を図っています。

基本回路、使用部品はML-10Lと同等なものとし、MC/MMカートリッジのゲイン、インピーダンスの切替は内部のスイッチ、ローディングソケットで操作できます。

音の純度を高めるため、左右のボリュームを別々にしています。

ML-11Lをブリッジで使用する場合は、2台のML-11Lから電源供給を受け、より安定した動作が可能です。

機種の定格
型式 ステレオコントロールアンプ
利得 フォノアンプ:42dB、53dB、63dB(内部スイッチにより切替)
ラインアンプ:6dB
入力インピーダンス フォノアンプ:50kΩ(内部ローディングソケットにより切替)
ラインアンプ:30kΩ
適合負荷インピーダンス フォノアンプ(Tape out):10kΩ以上
ラインアンプ(Main out)10kΩ以上
消費電力 20W
外形寸法 幅483x高さ51x奥行248mm
重量 4.5kg