Marantz Model920
¥120,000
解説
model 920は、マランツが新しくmodel 940で確立したフロアー型システムの原則を継承し、3ウェイとしたシステムで、ウェスタン・エレクトリック社などでスピーカーを設計していたEdmond・A・Mayの設計による中堅機種です。
床面に設置することを配慮し再生の際の影響まで考えたユニークなブリッジがついています。また、仕上げには豪華な手磨きによるオイルフィニッシュが採用されています。
使用するユニットはModel9xxシリーズに共通する同系統のユニットによる3ウェイシステムです。ウーファーは、トランジェントに優れた12インチホーレーコーンで、5インチスコーカ、1.5インチLPFドームトゥイーターと組み合わせて750Hz、2500Hzでクロスしています。
システムのフロントバッフルにポートが切ってあり、通常は発泡ウレタンの充填材で密閉されています。これにより、リスニングルームの状態により低域再生の微調整が行えます。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:12inch 中域用:5inch 高域用:1.5inch |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 33Hz~20000Hz、±3dB |
クロスオーバー周波数 | 750Hz、2500Hz |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
最大入力 | 125W |
外形寸法 | 幅381x高さ972x奥行305mm |