Marantz Marantz7
¥69,900(1台、1972年頃)
解説
ラバーグリルが採用された3ウェイスピーカーシステム。
低域には30cmのコーン型ユニットが採用されています。
正確な音程の重低音を再生するため、最低共振周波数を低くし、耐入力と能率を高くした設計となっています。そのためボイスコイルは7cmのボビンに4層巻きとし、マグネットも経年変化の少ない高抗磁力のものを独特のポールビーズと組み合わせて使用しています。
また、コーン紙もパルプ素材の中から最良のものを選んで使用しており、周辺部からエッジ部にかけて特別の弾性剤によるコーティングを施し、聴感上重要な中域にかけての歪を改善しています。
中域には9cmのコーン型ユニットを採用しています。
高域には4.5cmのコーン型ユニットを採用しています。
エッジ部は、メカニカルノイズを嫌い紙や布を使用せず、コーン紙にコーティングした弾性剤の薄膜で直接フレームをつないでおり、エッジレス構造となっています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:9cmコーン型 高域用:4.5cmコーン型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 35Hz~20000Hz、±5dB |
定格入力 | 30W |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
歪率 | 0.5%以下(94dB SPL at 1m、50/500/5k/12.5kHz 2次・3次高調波歪平均) |
外形寸法 | 幅353x高さ633x奥行285mm |
重量 | 20.4kg |