Marantz Imperial III
¥63,000(1台、1970年頃)
解説
インペリアルシリーズのスピーカーシステム。
インペリアルシリーズのImperial I、Imperial II、Imperial III、Imperial IVは三菱のOEM製品でした。そのため外観・構成ともに当時のダイヤトーンと非常に似たものとなっています。
日本国内ではImperial IIIのみが流通しましたが、この機種はダイヤトーンのDS-301からスーパーツィーターを外したような構成となっています。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
中域にはドーム型ミッドレンジ、高域にはドーム型ツィーターを搭載しています。
ネットワーク部には中域と高域用にレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーにはアコースティックサスペンション方式を採用しています。
また、外観はウォルナットの突き板を用いたフレンチラッカー仕上げが施されています。また、サランネットには格子織のものを使用しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・ブックシェルフ型 ・アコースティックサスペンション方式 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:ドーム型 高域用:ドーム型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz |
許容入力 | 10W |
最低必要入力 | 25W |
クロスオーバー周波数 | 1.5kHz、6kHz |
レベルコントロール | 中域、高域用:連続可変式 |
外形寸法 | 幅343x高さ584x奥行305mm |
重量 | 18kg |