Marantz SD385
¥48,000(1989年頃)
解説
ダビング機能をはじめとした多彩な機能を搭載したダブルリバースデッキ。
ダビング機能は2スピードシンクロ方式を採用しており、Aデッキの再生がBデッキの録音スタートと同時にワンプッシュでスタートするシンクロダビング機能となっています。
Aデッキの出力はBデッキの録音レベルに左右されることなく、テープからテープへ最短距離で録音されるため、高品質な録音ができます。
QMS(クイック・ミュージック・センサー)機能を搭載しており、今聴いてる曲や次の曲の頭出しをスピーディに行います。
メタル、クローム、ノーマルなどのテープに合わせてそれぞれのテープモードを自動的に選択するオートテープセレクターを搭載しています。
タイマーを使うことによって留守録音も可能なタイマースタンバイ機能を搭載しています。
ヘッドにはロータリーヘッド方式を採用しており、正逆両方向に同じヘッドを使用できる方式で走行性能の安定性を向上させています。
また、メタルアロイヘッドを搭載し、精密加工キャプスタン軸やアルミダイキャスト回転ヘッドシャーシベースなどのメカニズムにより安定した走行を実現しています。
ドルビーB/C NRを搭載しています。
機種の定格
型式 | ダブルリバース・ステレオカセットデッキ |
トラック型式 | 4トラック2チャンネル |
ヘッド | 録音・再生ヘッド 再生ヘッド 消去ヘッド |
モーター | DCサーボモーターx2 |
ワウ・フラッター | 0.08%W・RMS |
周波数特性 | 35Hz~18kHz ±3dB(メタル) 35Hz~17kHz ±3dB(クローム) 35Hz~16kHz ±3dB(ノーマル) |
S/N比 | 55dB(EIAJ、ピーク録音レベル聴感補正) ドルビーB ON時:5kHz以上、10dB改善 ドルビーC ON時:1kHz~10kHz、20dB改善 |
入力感度/インピーダンス | 70mV/75kΩ |
出力レベル/インピーダンス | ライン:800mV/3.2kΩ |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 15W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅420x高さ122x奥行275mm |
重量 | 4.8kg |