オーディオの足跡

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BTL-1の画像
 解説 

BTL(Balanced Transformer Less)接続をするためのマランツ・アンプ専用BTLアダプター。

BTL接続は、低歪化とハイパワー化を両立するために開発された回路技術で、ブリッジ接続とも呼ばれています。
基本的には2台のアンプ(ステレオアンプではLchとRch)を互いに逆相でドライブし、それぞれの出力点間にスピーカーを接続する方式となっています。
逆相でドライブされる2台のアンプはプッシュプル動作によってパワーアップ(理論的には単体出力の4倍)する一方、歪成分を相殺し、さらに出力段に流れる電流はアースラインに一切流れず、クリーンアースも実現します。
BTL-1ではマランツのパワーアンプ郡をBTL方式で駆動します。

回路的には、入力から出力までコンデンサーを追放した完全DC構成を採用しています。

出力インピーダンスを50Ωの低インピーダンスに設定し、出力コードを延長しても音質を損ないにくくしています。
パワーアンプをスピーカーの側に置き、プリアンプを手元に置いて、BTL-1の出力を利用することができます。

機種の定格
型式 マランツ・アンプ専用BTLアダプター
利得 0dB
最大許容入力 7V
電源 100V、50Hz/60Hz
消費電力 3W
外形寸法 幅170x高さ88x奥行237mm
重量 1.65kg