Marantz SM6100SA ver.2
¥38,000(2003年発売)
解説
SM6100SAをベースに、パーツや電源供給、ワイヤリングを見直すAbsolute SA Technologyを投入することで完成度を高めたステレオパワーアンプ。
パワーアンプ部には電流帰還型パワーアンプを採用しており、パワーデバイスにはオーディオ用トランジスタLAPTを採用しています。
また、Ver.2では電源部の各整流回路にショットキーバリアダイオードを搭載しています。
各回路に高音質ポリプロピレンコンデンサやローノイズ金属被膜抵抗を採用しています。
また、グランドポテンシャルも音質検討を繰り返しながら見直すことで電位のふらつきを無くしています。
ダイレクト入力端子に加え、最大ゲインを一般的なAVアンプと同じ29dBに設定したバリアブル入力端子を搭載しています。これにより2chオーディオからホームシアターシステムのグレードアップまで幅広い用途に対応しています。
また、ダイレクト入力はPM8100SA ver.2とPM6100SA ver.2のパワー部と同じゲインに設定されており、バイアンプドライブが可能です。
複数のSM6100SA ver.2をスタックして同時にドライブ可能なスルーアウトプット端子を搭載しています。
スピーカーターミナルにはドイツWBT社製スピーカーターミナルを採用しています。
インレット式ACジャックを採用しています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz、両ch同時駆動) | 70W+70W(4Ω) 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) |
全高調波歪率(20Hz~20kHz、両ch同時駆動、8Ω) | 0.01% |
混変調歪率(SMPTE) | 0.01% |
出力帯域幅(8Ω負荷、0.04%) | 10Hz~50kHz |
周波数特性 | 5Hz~80kHz +0 -1dB |
ダンピングファクター(8Ω、20Hz~20kHz) | 100 |
入力感度/インピーダンス | ダイレクトインプット:1.5V/28kΩ バリアブル・インプット:0.7V/33kΩ |
S/N(IHF Aネットワーク、入力ショート) | ダイレクトインプット:110dB |
入力端子 | ダイレクト:1系統 バリアブル(可変):1系統 |
出力端子 | スルー出力:1系統 スピーカー:1系統 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品安全法) | 135W |
最大外形寸法 | 幅440x高さ124x奥行324mm |
重量 | 7.5kg |
付属 | ACケーブル |