Marantz PM-70
¥69,800(1981年頃)
解説
グラフィックイコライザーを搭載したプリメインアンプ。
フロントパネルに左右独立5素子グラフィックイコライザーを搭載しています。
5ポイントの周波数でそれぞれ±10dBコントロールでき、リスニングルームの音響特性を補正して好みの音質を作り出すことが可能です。
また、グラフィックイコライザー中央部に搭載したTape EQスイッチをonにすると、録音ソースにも補正が可能です。
ヘッドホンジャックを2つ搭載しています。
さらにヘッドホン音量を2倍に変えられるNormal/Highレベル切換スイッチを搭載しており、あらゆる種類のヘッドホンを使用できます。
MCカートリッジがダイレクトに接続できる超ローノイズ・ハイゲイン・イコライザーを搭載しています。
独自の新回路であるL(リニア)サーボを内蔵しています。
この回路はDCサーボとディストーションサーボを包括した回路で、メインアンプの入力と出力を比較し、ノイズ・直流成分・出力伝送経路(コイル・リレー等)の影響によるロス・スピーカー逆起電力による歪など、入力信号に含まれない成分を取り出しキャンセルしています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
定格出力(20Hz~20kHz) | 80W+80W(8Ω) |
全高調波歪率(定格出力時) | 0.015% |
周波数特性 | 10Hz~70kHz ±1dB |
SN比 | Phono MM:90dB Phono MC:78dB |
DF値 | 250 |
中心周波数 | 50Hz、200Hz、800Hz、3.2kHz、12.8kHz |
外形寸法 | 幅416x高さ117x奥行329mm |
重量 | 8.5kg |