Marantz PM-17SA ver.2
¥120,000(2002年発売)
解説
PM-17SAをベースにAbsolute SA Technologyを投入することで高音質化を図ったプリメインアンプ。
電流帰還を採用したプリアンプ部や、マランツ独自の電圧増幅モジュールであるアジャスタブルHDAM、ツインモノラルコンストラクションなどの基本構成はそのまま継承し、パーツや電源供給、ワイヤリングを徹底的に見直すことでハイスピードとローノイズ化を図っています。
電源部には低倍箔の電源ブロックケミコンを新たに搭載しており、トランスにはスーパーリングコア・トロイダルトランスを引続き搭載しています。
抵抗やフィルムコンデンサーをはじめ、各整流回路にショットキーバリアダイオードを採用するなど高音質パーツを投入しています。
ローインピーダンスに徹したパワー給電ラインやGNDバスバーなど、グランドポテンシャルを全面的に見直すことで電位のふらつきを抑えています。
プリアウト・パワーイン端子を搭載しています。
ソースダイレクトスイッチを搭載しています。
ウォームアップ・メーターを搭載しており、ヒートアップ状態が確認できます。
フルレックセレクターを搭載しています。
MC/MM対応のフォノアンプを搭載しています。
スピーカーターミナルにはドイツWBT社製のものを採用しています。
アルミトップシステムリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 100W+100W(4Ω) 80W+80W(6Ω) 60W+60W(8Ω) |
全高調波歪率(20Hz~20kHz、両ch同時駆動、8Ω) | 0.01% |
混変調歪率(SMPTE) | 0.01% |
出力帯域幅(8Ω負荷、0.04%) | 10Hz~50kHz |
周波数特性(CD、ソースダイレクト) | 5Hz~70kHz +0 -1dB |
ダンピングファクター(8Ω、20Hz~20kHz) | 100 |
入力感度/インピーダンス | Phono MC:230μV/100Ω Phono MM:2.4mV/47kΩ High Level:220mV/22kΩ Main in:1.6V/22kΩ |
出力電圧/インピーダンス | Pre out:1.6V/250Ω |
Phono最大許容入力(1kHz) | MC:15mV MM:150mV |
RIAA偏差(20Hz~20kHz) | ±0.2dB |
S/N(IHF Aネットワーク、入力ショート) | Phono MC:76dB Phono MM:90dB High Level:112dB |
トーンコントロール | Bass:±8dB(100Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
入力端子 | ライン:4系統 テープ系:1系統 CD-RまたはMD:1系統 フォノ:1系統 メインイン:1系統 |
出力端子 | プリアウト:1系統 テープ系:1系統 CD-RまたはMD:1系統 スピーカー:1系統 ヘッドホン:1系統 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力(電気用品安全法) | 180W |
最大外形寸法 | 幅458x高さ110x奥行429mm |
重量 | 16.0kg |
付属 | ワイヤレスリモコン ACケーブル |