MACTONE CF-301
¥98,000(年代不明)
解説
マックトン独特の回路構成を用いることで音質改善を図った管球式3チャンネルチャンネルディバイダー
従来のチャンネルディバイダーではレベルセット用のボリュームは出力側につけていますが、出力インピーダンスが変動すると同時にシールドワイヤーの長さによって高域特性が変動します。
CF-301では各チャンネルごとに入力バッファを設けてレベルセットが出来る方式を採用しており、この問題を排除しています。
オールホーンシステムを考慮したクロスオーバー周波数を選定しています。
また、500Hzと1.5kHzでクロスオーバーを選択するときは低域と高域の両方のチャンネルに設けられており、2チャンネルとしても使用できます。
電源部にはオリエントコアを用いたレギュレーションの良いパワートランスを採用しています。
機種の定格
型式 | チャンネルディバイダー |
チャンネル数 | 3チャンネル(Low 3D可能) |
出力 | 1V(定格) 30V(最大) |
入力インピーダンス | 100kΩ |
出力インピーダンス | 800Ω |
歪率 | 0.05%以内(定格出力時) |
残留雑音 | 100μV以下 |
レベルセット | 各チャンネル左右独立 |
クロスオーバー周波数 | 低域/中域:130、200、300、500、800、1.5kHz 中域/高域:0.5、1.5、2.5、3.5、5、7kHz |
遮断特性 | 12dB/oct |
付属装置 | 3D切換えスイッチ |
使用真空管 | 12AU7x7本 |
ACアウトレット | 電源スイッチ非連動:1系統 |
消費電力 | 70W |
外形寸法 | 幅265x高さ160x奥行335mm |
重量 | 7.5kg |