MACTONE M-8A
¥590,000(1台、1994年頃?)
解説
優れた能力を持つ真空管を用いて理想の音色を追求した管球OTL式モノラルパワーアンプ。
M-8AではOTL方式を採用しており、アウトプットトランスを用いたアンプでは得られにくい響きの正確な再現と抜けの良い音を追求しています。
また、3極管接続を採用することで3極管の音の良さと低能率スピーカーでも十二分に対応する大出力の両立を図っています。
M-8Aには長時間にわたる使用や大出力時にも経年変化の少ない大型出力管を採用しています。
この出力管は非常に頑丈で大電流動作にも耐えることができ、しかも万が一出力部がショートしてもアンプ自体何も異常が起きない設計となっています。
電源部には専用に設計された高能率低インピーダンス設計の大型パワートランスを2台並列動作させています。
プレゼンスボリュームを搭載しています。
この機能ではNFB量を1dB MINから5dB MAXまでの4dBの範囲で調整でき、スピーカーシステムの音色の変化に対応しています。
機種の定格
型式 | 管球式OTL、OCL3結モノラルパワーアンプ |
実効出力 | 35W(4Ω) 60W(8Ω) 80W(16Ω) |
周波数特性 | 10Hz~130kHz -1dB |
入力感度 | 0.8V(60W、8Ω時) |
入力インピーダンス | 100kΩ |
全高調波歪率 | 0.1% |
残留雑音 | 1mV以内 |
プレゼンスコントロール | 1~5dB |
ローカット端子 | 10Hz、-3dB |
使用真空管 | 6KD6x8 12BH7Ax2 ECC82 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 380W(無信号時) 980W(最大出力時) |
外形寸法 | 幅275x高さ195x奥行440mm |
重量 | 22kg |