LUXMAN SQ507
¥69,000(1969年12月発売)
解説
従来から受け継がれてきたプリメイン型式を用いて、出来るだけ内容を充実させながらバランスのよさをj発揮させたプリメインアンプ。
パワーアンプ部には準コンプリメンタリーSEPP OTL方式を採用しています。
プリアンプ部には3段直結のE-E帰還型イコライザーを採用しており、ダイナミックレンジが大きくとれるため、高域の歪を大幅に減少しています。
プリアンプ部とパワーアンプ部の電源には、それぞれトランジスタを1個ずつ仕様したリップルフィルターを採用しており、SNが改善されています。
トーンコントロールには摩擦式二重ボリュームを仕様し、通常は連動しますが、左右を別々に調整することも可能です。
また湾曲点周波数の選択は3ポイントから可能で、好みの音質に合わせることが出来ます。
ローブースト・スイッチを搭載しており、低音域を増強できます。
高低各フィルターを搭載しています。
スピーカー端子は2系統搭載しています。
全面パネルはホワイトゴールド染色仕上げ、ウッドケースはローズウッド仕上げとしています。
万一の場合に備えて自動復帰式の保護回路を搭載しています。
機種の定格
型式 | ソリッドステートプリメインアンプ | ||||||
<パワーアンプ部> | |||||||
連続出力 | 60W/60W(8Ω) 40W/40W(16Ω) |
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全高調波歪率 | 0.2%以下(60W、8Ω、1kHz) | ||||||
周波数特性 | 10Hz~50000Hz -1dB以内 | ||||||
入力感度 | 800mV(最大出力時) | ||||||
入力インピーダンス | 50kΩ | ||||||
残留雑音 | 0.5mV以下 | ||||||
ダンピングファクター(1kHz) | 35(8Ω) 70(16Ω) |
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付属装置 | アッテネーター:-12dB/oct. A、Bスピーカー切換スイッチ ヘッドホン・ジャック |
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<プリアンプ部> | |||||||
周波数特性 | 20Hz~50000Hz -1dB以内 | ||||||
全高調波歪率 | 0.1%以下(1kHz、1V) | ||||||
残留雑音 | 100μV以下 | ||||||
入力感度/インピーダンス | Phono1:2mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ Phono2:2mV/50kΩ AUX1:100mV以上(調整可能)/100kΩ AUX2:100mV/200kΩ Tape Play :100mV/100kΩ |
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SN比 | Phono1、2:60dB以上 AUX1、2、Tape Play:70dB以上 |
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クロストーク(1kHz) | チャンネル間:55dB以上 入力種別間:70dB以上 |
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トーンコントロール | LUX方式NF型湾曲点切換付 高音:1.5k、3k、6kHz、defeat 低音:600、300、150Hz、defeat |
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付属装置 | ローブースト:80Hz、6dB/oct. ハイカット:5kHz、-6dB/oct. ローカット:100Hz、-6dB/oct. テープモニター:DINコネクタ |
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使用半導体 |
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電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||||
消費電力 | 170W(最大出力時) | ||||||
外形寸法 | 幅450x高さ160x奥行268mm | ||||||
重量 | 11kg |