LUXMAN MQ36
¥128,000(1966年9月発売)
¥250,000(1974年頃)
解説
それまでメーカーの手であまり商品化されなかった管球式のOTLアンプを、ラックスが完全な形として開発したステレオパワーアンプ。
MQ36は出力管2本、ドライバー管2本、プリドライバー管1本で構成されています。
出力管には元々通信機用に開発された3極管の6336Aを用いており、回路を徹底的に練り上げることで25W+25W(16Ω)の出力を得ています。
保護装置としてサーマルリレー管とリレーを2本使用しています。
いつでも安心して使用できるよう、動作チェック用にチェックボタンとメーターと調節器を搭載しています。
さらに、多少でも異常が認められれば、その場で調整できるように設計されています。
機種の定格
型式 | 管球式ステレオパワーアンプ | ||||
回路方式 | SEPP OTL回路 | ||||
出力 | 25W+25W(16Ω) 35W+35W(32Ω) |
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歪率(可聴全帯域) | 0.13%以内(16Ω) 0.1%以内(32Ω) |
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周波数特性 | 1.5Hz~200kHz ±1dB以内(16Ω) | ||||
入力感度 | 0.8V(16Ω最大出力) | ||||
最適負荷 | 約50Ω(最大出力40W+40W) | ||||
残留雑音 | 1mV以下(入力レベル最大) | ||||
ダンピングファクター | 約65(16Ω) | ||||
使用半導体等 |
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外形寸法 | 幅505x高さ192x奥行280mm | ||||
重量 | 18.7kg |