オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

L-530Xの画像
 解説 

一段増幅アンプを搭載したL-500シリーズをベースに、アース回路の純化と入力系の充実を目指してオーバーオールな改善を図ったL-500Xシリーズのプリメインアンプ。

デュオベータ思想を発展させ、さらなるアンプの純化を図った一段増幅を、イコライザ部とパワー部に搭載しています。
この一段増幅は、裸特性の優れた増幅素子の採用などにより、一段で多段増幅と同等のゲインを取り出す回路で、さらに出力段を独立させることで初段の影響を排した上で2段目を取り払っています。これにより、電源ノイズの悪影響、スタガーの高域補正によるスルーレイトの悪化などの問題を改善しています。
さらにプリ部には対称差動プッシュプルとし、さらにアース設置とすることで、増幅回路の信頼性を高めています。

アース電位が微妙に変動することによって、音楽信号同士の干渉を引き起こす問題に対処するため、アース回路の純化を図っています。
まず、アンプ内部から変動要因となっていた電源基準増幅を追放し、全てクリーンなアース基準型の増幅回路で構成し、その上で個々の増幅系ごとに入出力の電流ループを見直し、分離結合してそれぞれの増幅系を独立化しています。さらに、アース回路のパターンに工夫を施し、基準電位を固定しています。

イコライザ部は、プリアンプC-05と同様の回路構成を採用しています。

パワー部にはパワーアンプM-05と同じファイナルトランジスタを搭載しており、リニアリティの優れたハイスピードパワートランジスタをパラレルプッシュプル構成とすることで、特性を高めています。

フォのストレート機能を搭載しています。

高音域・低音域とも6つのターンオーバーを設定できるトーンコントロールを搭載しています。

シャーシの要所には銅メッキを施し、電磁歪を徹底的に排除しています。
また、コンデンサ、抵抗、配線材を素材から厳選して採用しており、電源部のブロックコンデンサにはピュアフォーカスコンデンサを搭載しています。

過程のAC電源のもつ極性を検知し、アンプ内部における厳密な極性管理が可能なラインフェーズ・センサを搭載しています。

機種の定格
型式 インテグレーテッドアンプ
連続実効出力 120W+120W(8Ω、両ch同時駆動、20Hz〜20kHz)
全高調波歪率 0.008%以下(8Ω、-3dB、20Hz〜20kHz)
混変調歪率 0.008%以下(8Ω、-3dB、60Hz:7kHz=4:1)
入力感度 Phono MM:2mV
Phono MC:100μV(イコライザ部へダイレクト)
Tuner、DAD、Line:150mV
main in:150mV
入力インピーダンス Phono MM:50kΩ
Phono MC:40Ω、100Ω、300Ω
Tuner、DAD、Line:40kΩ
main in:47kΩ
SN比(IHF-A補正) Phono MM:84dB以上(入力ショート)
Phono MC:70dB以上(250μV入力)
Tuner、DAD、Line:110dB以上(入力ショート)
main in:110dB以上
周波数特性 Phono MM:20Hz〜20kHz ±0.3dB以内
Phono MC:20Hz〜20kHz ±0.3dB以内
Tuner、DAD、Line:10Hz〜100kHz -1dB以内
main in:10Hz〜100kHz -1dB以内
トーンコントロール 最大変化量:±8dB
低域湾曲点:77Hz、120Hz、200Hz、330Hz、550Hz、880Hz
高域湾曲点:880Hz、1.5kHz、2.5kHz、4kHz、6.5kHz、10kHz
プリ部出力 pre out:150mV
付属装置
ラインフェーズ・センサ
サブソニックフィルタ(15Hz)
ハイカットフィルタ(9kHz)
ウォームアップインジケーター
フォノ・ストレートスイッチ
シグナルoffスイッチ
トーン・イン・スイッチ
レコーディングスイッチ
テープモニタ・スイッチ
テープ・ダビング
スピーカーセレクタ
ヘッドホンジャック
プリメイン分離機能
ACアウトレット switched:2系統、max200W
unswitched:1系統、max200W
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 380W(電気用品取締法)
外形寸法 幅453×高さ162×奥行444mm
重量 18kg